...以て兩者の相和すべからざる相違を宣明せざるを得なかつた...
石川啄木 「トルストイ翁論文」
...列国相和するという国際平和である...
大隈重信 「大戦乱後の国際平和」
...琴瑟相和すとは、この夫婦の事なるべし...
大町桂月 「妙義山の五日」
...これに相和する野坡のパートにはほとんど常に低音で弱い感じが支配しているように思われる...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...急に互いの肩をたたいて相和するのだ...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...直子女史のアカデミー振りと琴瑟相和す部分もないではないようだ...
戸坂潤 「読書法」
...人里の気分豊かに猟犬の声も相和する...
中里介山 「大菩薩峠」
...君と僕とが相和することが第一だ...
中里介山 「大菩薩峠」
...いかなる讐敵にても必ず相和するのみならず...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...そこには老来伉儷相和するの意が寓されていることを知るのである...
藤島武二 「画室の言葉」
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