...彼らの関係はまさに琴瑟相和だ...
...二人の意見は琴瑟相和で、意見が一致した...
...彼らのコンビネーションは琴瑟相和のように見える...
...彼と彼女はとても仲がよく、琴瑟相和のようだ...
...このバンドの演奏はまるで琴瑟相和のようだ...
...全く相和して居た...
石川啄木 「葬列」
...相和(あひやはら)ぎて樂(たのし)みて...
アダ・ネグリ Ada Negri 上田敏訳 「母」
...幽禽相和して鳴く...
大町桂月 「十和田湖」
...甲の聲、乙の聲相和して、山壑にひゞきわたる...
大町桂月 「妙義山の五日」
...琴瑟相和すとは、この夫婦の事なるべし...
大町桂月 「妙義山の五日」
...相和し相唱へて他の新流行は生ずるなり...
津田左右吉 「史論の流行」
...急に互いの肩をたたいて相和するのだ...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...雨声虫語と相和し風情頗愛すべきものあり...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...らだら童子」と相和(あいわ)するものもありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...君と僕とが相和して往来するようになれば...
中里介山 「大菩薩峠」
...打ち洩(も)らされた米粒は黄色な汁と相和して鼻のあたまと頬(ほ)っぺたと顋(あご)とへ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...いかなる讐敵にても必ず相和するのみならず...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...その後(のち)両親との意見相和(あいわ)せずして...
福田英子 「妾の半生涯」
...吾等のスターのためにプロウジツトだ! といふことになると舅も娘も婿も漸く相和して共々に盃を挙げる……...
牧野信一 「円卓子での話」
...とにかく琴瑟(きんしつ)相和(あいわ)していた訳ですな」「そうです……ところが...
夢野久作 「復讐」
...琴瑟(きんしつ)相和してという文字どおり仲がよい...
吉川英治 「三国志」
...琴瑟相和(きんしつあいわ)しておるかどうかと問うのじゃ」「お訊ねまでもないことを」「これはかなわぬ...
吉川英治 「新書太閤記」
...泣き女の異様な啼泣と相和して...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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