...彼らの関係はまさに琴瑟相和だ...
...二人の意見は琴瑟相和で、意見が一致した...
...彼らのコンビネーションは琴瑟相和のように見える...
...彼と彼女はとても仲がよく、琴瑟相和のようだ...
...このバンドの演奏はまるで琴瑟相和のようだ...
...以て兩者の相和すべからざる相違を宣明せざるを得なかつた...
石川啄木 「トルストイ翁論文」
...民心離散し上下相和せず...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...相和(あひやはら)ぎて樂(たのし)みて...
アダ・ネグリ Ada Negri 上田敏訳 「母」
...鶯は時鳥と相和して啼く...
大町桂月 「鹿野山」
...甲の聲、乙の聲相和して、山壑にひゞきわたる...
大町桂月 「妙義山の五日」
...車馬轣轆(れきろく)の声とともに相和して...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...急に互いの肩をたたいて相和するのだ...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...直子女史のアカデミー振りと琴瑟相和す部分もないではないようだ...
戸坂潤 「読書法」
...二人は琴瑟相和(きんしつあいわ)して十五年間を過し...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...らだら童子」と相和(あいわ)するものもありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...人里の気分豊かに猟犬の声も相和する...
中里介山 「大菩薩峠」
...君と僕とが相和して往来するようになれば...
中里介山 「大菩薩峠」
...打ち洩(も)らされた米粒は黄色な汁と相和して鼻のあたまと頬(ほ)っぺたと顋(あご)とへ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...それでも琴瑟(きんしつ)相和したものと見えて...
長谷川時雨 「西川小りん」
...その後(のち)両親との意見相和(あいわ)せずして...
福田英子 「妾の半生涯」
...彼らの労働を奨励するために、彼はすべての都市の総督に命じて、各自の管轄内で農業に従事する者で、農業に熱心で、立派な評判をもち、一家が和合し、隣人と相和し、節倹を旨とし、一切の浪費をしないという点で最もすぐれた者を、毎年皇帝に報告させることとした1)...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...黄白術相和...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...とにかく琴瑟(きんしつ)相和(あいわ)していた訳ですな」「そうです……ところが...
夢野久作 「復讐」
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