...彼らの関係はまさに琴瑟相和だ...
...二人の意見は琴瑟相和で、意見が一致した...
...彼らのコンビネーションは琴瑟相和のように見える...
...彼と彼女はとても仲がよく、琴瑟相和のようだ...
...このバンドの演奏はまるで琴瑟相和のようだ...
...全く相和して居た...
石川啄木 「葬列」
...礼儀と興味と相和して乱れないとせば...
伊藤左千夫 「茶の湯の手帳」
...この諸元素相和し相合して一種固有の国風民情を化成し...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...相和(あひやはら)ぎて樂(たのし)みて...
アダ・ネグリ Ada Negri 上田敏訳 「母」
...幽禽相和して鳴く...
大町桂月 「十和田湖」
...甲の聲、乙の聲相和して、山壑にひゞきわたる...
大町桂月 「妙義山の五日」
...琴瑟相和すとは、この夫婦の事なるべし...
大町桂月 「妙義山の五日」
...――彼らは大変琴瑟相和(きんひつあいわ)した夫婦だったと云うことですがね...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「暗号舞踏人の謎」
...急に互いの肩をたたいて相和するのだ...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...直子女史のアカデミー振りと琴瑟相和す部分もないではないようだ...
戸坂潤 「読書法」
...二人は琴瑟相和(きんしつあいわ)して十五年間を過し...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...人里の気分豊かに猟犬の声も相和する...
中里介山 「大菩薩峠」
...君と僕とが相和して往来するようになれば...
中里介山 「大菩薩峠」
...それでも琴瑟(きんしつ)相和したものと見えて...
長谷川時雨 「西川小りん」
...黄白術相和...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...相和して同じようなる役目をばなすことをえん!けだし世にこれほど相異なり相反するものはあらざればなり...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...とにかく琴瑟(きんしつ)相和(あいわ)していた訳ですな」「そうです……ところが...
夢野久作 「復讐」
...琴瑟(きんしつ)相和してという文字どおり仲がよい...
吉川英治 「三国志」
便利!手書き漢字入力検索