...但(たゞ)し倶利伽羅(くりから)の嶮(けん)を越(こ)す――其(そ)の伏木港(ふしきかう)から直江津(なほえつ)まで汽船(きせん)があつて...
泉鏡太郎 「麻を刈る」
...この直江津(なおえつ)の義兄の家でおくるためにきているのだった...
海野十三 「空襲警報」
...直江津の町全体が包まれてしまったのだ...
海野十三 「空襲警報」
...コレラ菌がまかれたことはわりあい早く直江津の町に知れわたった...
海野十三 「空襲警報」
...この直江津の町に食いついているのだった...
海野十三 「空襲警報」
...直江津の町がここだと敵機に知らせたわけだった...
海野十三 「空襲警報」
...後にしてきた直江津の町は...
海野十三 「空襲警報」
...直江津と高田との中間にある小駅だった...
海野十三 「空襲警報」
...直江津の姉露子と可愛い正坊が...
海野十三 「空襲警報」
...直江津から北越鉄道に乗換えて長岡を越えて三条あたりまで行った頃かと思う...
大杉栄 「続獄中記」
...順徳院の御製に(承久のみだれに佐渡へ遷幸の時なり)「都(みやこ)をばさすらへ出(いで)し今宵(こよひ)しもうき身名立(なだち)の月を見る哉(かな)」▲直江津(なほえのつ)今の高田の海浜(かいひん)をいふ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...佐渡旅行のついでに高田と直江津とに寄って八月十七日夜上越地方の青年有志と座談会を開いた...
戸坂潤 「『唯研ニュース』」
...直江津の駅についた...
林芙美子 「新版 放浪記」
...直江津の初秋! それは全く...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...直江津の町は、沖から見ると、砂浜から、松がところどころに上半身を表わしていて、街(まち)はほとんど、その姿を見せないようなところであった...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...九歳の時に直江津(なおえつ)の港を出た限(き)り...
牧逸馬 「上海された男」
...直江津方面へ行く汽車を待つてゐた...
吉江喬松 「霧の旅」
...やがて直江津の国府に庵を結び...
吉川英治 「随筆 新平家」
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