...僕も素直に賛成してさ...
芥川龍之介 「一夕話」
...「俺はもう直に五十になる...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...そのまま率直に述べたら...
太宰治 「自作を語る」
...など素直にわが過失みとめての謝罪どころか...
太宰治 「創生記」
...どうせこう云う種類の女は自分の過去を正直に云うものでないことは承知していたが...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...私は其寫眞入の寒蘭の一文を直に切りぬいて柯月園氏に送つて圖案をたのんだ...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...彼女は彼にごく素直にほほえんでみせた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...それでは話すのをよしましょう」そう素直に出られてみると...
中里介山 「大菩薩峠」
...末始終(すえしじゅう)和合するとは限らないんだから」叔母の見て来た世の中を正直に纏(まと)めるとこうなるよりほかに仕方なかった...
夏目漱石 「明暗」
...知つてゐるなら正直に白状して置くが宜い...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...おれの感想を率直に述べると...
久生十蘭 「キャラコさん」
...そういう相手もいないので「お迎いを受けましたのでござります」と正直にこたえました...
久生十蘭 「ハムレット」
...敢(あ)えて半生の経歴を極(きわ)めて率直に少しく隠す所なく叙(じょ)せんとするは...
福田英子 「妾の半生涯」
...亭主も素直にこれを渡した...
穂積陳重 「法窓夜話」
...逞(たくま)しい肩をならべて真ッ直に本堂へ向って来るのが見える...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...わしにか」老公は素直に...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...真っ直に流紋を切って来る船の剣舳(けんさき)であった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...なお素直に聞いていられたかもしれないが...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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