...彼女は目高な人で、いつも高級ブランドの服を着ている...
...目高に物を見ると、本当に良いものが見つかるかもしれない...
...目高な価格設定が原因で、その店舗は閉店に追い込まれた...
...彼は目高く夢を語ったが、実現するには遠すぎるように思えた...
...この商品は目高い値段がついているが、その分の価値はある...
...糊沢山(のりだくさん)の折目高...
泉鏡花 「悪獣篇」
...涙も水洟も目高(めだか)の泳いでゐる淡水(まみづ)のやうに味が無かつた...
薄田泣菫 「茶話」
...目高が幾疋となく泳いでゐた...
田山録弥 「百日紅」
...周平は目高から眼を離して...
豊島与志雄 「反抗」
...身のこなしが輕捷(けいせふ)で折目高な物の言ひ樣をしますが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...折目高の木綿の袷を着てもそのために反って...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...目高(めだか)がつッつきゃしないかしら――「ねえおまっちゃん...
長谷川時雨 「流れた唾き」
...あんなところに目高がゐるよ...
原民喜 「焔」
...いつも目高魚(めだか)や...
槇本楠郎 「先生と生徒」
...この中へ目高魚を放しとかうや...
槇本楠郎 「先生と生徒」
...」「この頃目高の数がだいぶ...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...目高も可哀そうだ...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...目高はちんちくりんで間に合わないし...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...粋狂連の頭目高野氏に伴われ...
山本笑月 「明治世相百話」
...友禅模様に白エプロンの結び目高やかに右往左往している...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...」緋目高(ひめだか)鉢のなかの活溌(くわつぱつ)な緋目高(ひめだか)よ...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...庭の盥(たらひ)に子供らの飼ふ緋目高(ひめだか)は生湯(なまゆ)の水に浮き上がり...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...氣らくに何でも、乞はれるままよく書いてやる人は久米正雄氏、ぶつぶつ云ひながらも嫌と云へない人が菊池寛氏、書いてくれるんだかくれないのだか分らない間に書いてゐるのが横光利一氏、頼まれると欣しがつて、頼まれた以上丹念をこめて、目高だの、松の木だの一所懸命に書くのが村松梢風氏、きつと書かないで逃げてしまふのが大佛次郎氏――限りがないからもう止めるが、みんなその點も一風ある...
吉川英治 「折々の記」
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