...正真正銘の騎士らしいいでたちで恋人に目通りするために...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「スリーピー・ホローの伝説」
...秀林院様へお目通り致し候...
芥川龍之介 「糸女覚え書」
...我々はお目通りをゆるされた...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...改めてお目通りという様な形式に囚(とら)われた挨拶(あいさつ)の後...
江見水蔭 「丹那山の怪」
...始めてお目通りを許されました日から...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...目通りに木羽葺(こっぱぶき)が一軒...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...あたりの立木がみんな目通りの高さからぽきぽき折り倒され...
永井隆 「長崎の鐘」
...押してお目通りをお願い申しました」「道庵さんは始終(しょっちゅう)懇意(こんい)に致しておりますけれど...
中里介山 「大菩薩峠」
...今度はじめてのお目通りでござんす...
中里介山 「大菩薩峠」
...今から主君昭公に御目通りさせては如何...
中島敦 「牛人」
...これから諸君のお目通りまで呼び出すことにいたします...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...どうぞおいとまを――御前のお目通りなぞ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...なぜ目通りへ連れて来ぬのじゃ」と...
吉川英治 「江戸三国志」
...京都に滞在(たいざい)している徳川家康(とくがわいえやす)の陣営(じんえい)へにわかに目通りをねがってでたのは...
吉川英治 「神州天馬侠」
...家康へ目通りを乞い...
吉川英治 「新書太閤記」
...殿にはちょっとでもお目通りして...
吉川英治 「新書太閤記」
...お目通りはかないませぬ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...目通りに出ると面(おもて)をおかして...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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