...またうとうととして目覚める...
梅崎春生 「狂い凧」
...これは店主が早く目覚めて...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...お目覚めなのかい?」と云った...
相馬泰三 「田舎医師の子」
...しかも一たび「因縁の原理」に目覚め真に「般若(はんにゃ)の空(くう)」に徹したものは...
高神覚昇 「般若心経講義」
...いまたしかに私は目覚めており...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...この頃の私の性欲はまだ自分自身のものとしては目覚めていない...
外村繁 「澪標」
...女の羞恥心(しゅうちしん)というものが一番先に目覚めてくるらしい...
中里介山 「大菩薩峠」
...俺(おれ)は独(ひと)り目覚めている...
中島敦 「悟浄歎異」
...雲と水と丘との間に屹然(きつぜん)と独り目覚めてあることは! 私は次第にヒロイックな気持になって行った...
中島敦 「光と風と夢」
...これでは不可ない?」彼は目覚めに夜着から頭を出す...
中原中也 「校長」
...音楽愛は幼年時代から目覚め...
野村胡堂 「楽聖物語」
...朝の目覚めに極って鳴り出すというのではなく...
久生十蘭 「魔都」
...私は暗闇の中で目覚めた...
A. ブラックウッド A. Blackwood The Creative CAT 訳 「盗聴者」
...彼はみずから驚く声に目覚めたるが...
宮崎湖処子 「空屋」
...相当行って自覚的努力に目覚める場合が多く...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...鴉(からす)の声にも目覚めずにすごしたら大変だから...
吉川英治 「新・水滸伝」
...この巨人はいつの日か目覚めて世界を食い尽くすのだそうです...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「時間からの影」
...突風が巻き起こって野営地の全員を目覚めさせ...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「時間からの影」
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