...島々を目見得(めみえ)に廻つて...
泉鏡花 「印度更紗」
...どんな形でお目見得するか...
海野十三 「心靈研究會の怪」
...その左右に御目見得以上の人々...
直木三十五 「南国太平記」
...御目見得以上の武家だ」平次は一歩解決へ踏込みます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「親分さん――父(とゝ)さんの出入りの御屋敷でお目見得以上といふと...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...まだ目見得中で母屋(おもや)に泊つて居り...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...助十郎は改めて將軍家へ御目見得といふ段取になりさうです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...代変りがお目見得にきた...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...だから卑劣漢を主人公としてお目見得させた次第である!我等の主人公は...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...幼名拜領並に初御目見得から西村家相續に至るには...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...唐沢邸へお目見得にやって来る...
矢田津世子 「女心拾遺」
...御目見得以下という意味で...
柳田国男 「故郷七十年」
...藍丸王はこのお目見得が済むと...
夢野久作 「白髪小僧」
...そしてもし濃紅姫がお目見得に出ないために...
夢野久作 「白髪小僧」
...はるばると御目見得に参ったもので御座います...
夢野久作 「白髪小僧」
...そうして御目見得の印に持って参りました...
夢野久作 「白髪小僧」
...夕刻殿様へお目見得で...
吉川英治 「剣難女難」
...秀吉へ目見得(めみえ)の礼をとらせながら...
吉川英治 「新書太閤記」
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