...どんな形でお目見得するか...
海野十三 「心靈研究會の怪」
...すべて藝術家は初のお目見得が大事なのに...
薄田泣菫 「詩集の後に」
...御目見得以下の軽輩に...
直木三十五 「南国太平記」
...お民が始て僕等の行馴れたカッフェーに給仕女の目見得に来たのは...
永井荷風 「申訳」
...このところに於て初のお目見得(めみえ)ですから...
中里介山 「大菩薩峠」
...世間様へお目見得(めみえ)を致させまする...
中里介山 「大菩薩峠」
...――五百石と言へばお目見得以上だ」「大河内家の方では...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...殿樣へお目見得(めみえ)ぢやあるめえし...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...勇みたった玉之助のお園の初目見得(はつめみえ)は...
長谷川時雨 「竹本綾之助」
...何にせいお初のお目見得じゃけに松倉どんがドレ位の御人物やらコッチもさっぱり見当が付かぬ...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...そうして御目見得の印に持って参りました...
夢野久作 「白髪小僧」
...妾(わたし)は先ほど皆様にお目見得致しまして...
夢野久作 「暗黒公使」
...諸君にお目見得をする次第で御座います...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...とにかく明日から見物にお目見得というので...
吉川英治 「江戸三国志」
...老臣から目見得格(めみえかく)の若侍まで...
吉川英治 「新書太閤記」
...お目見得といえば...
吉川英治 「宮本武蔵」
...旦那様へ目見得をした...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...目見得をすると、それも先方できき入れてくれた...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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