...その左右に御目見得以上の人々...
直木三十五 「南国太平記」
...このところに於て初のお目見得(めみえ)ですから...
中里介山 「大菩薩峠」
...「当所初お目見得」の文字の横に「当る三日より富士見原広場に於て晴天十日興行」と記してある...
中里介山 「大菩薩峠」
...唯の人形のように坐った御目見得と違って...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...まだ目見得中で母屋に泊っており...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
......
正岡容 「大正東京錦絵」
...唐沢邸へお目見得にやって来る...
矢田津世子 「女心拾遺」
...御目見得以下という意味で...
柳田国男 「故郷七十年」
...そしてもし濃紅姫がお目見得に出ないために...
夢野久作 「白髪小僧」
...いよいよ明日(あす)は宮中でお目見得の式があるという晩になると...
夢野久作 「白髪小僧」
...美しい賢い少女のお目見得をするという...
夢野久作 「白髪小僧」
...はるばると御目見得に参ったもので御座います...
夢野久作 「白髪小僧」
...陸の大王様に御目見得に参りました失礼の程は...
夢野久作 「白髪小僧」
...御目見得の時に居た四人の女が宮女の姿をして...
夢野久作 「白髪小僧」
...こうして妾はいよいよお目見得の式の朝になった時...
夢野久作 「白髪小僧」
...この塩梅ならば紅木大臣を初め家の者は明日(あす)のお目見得に来ないであろう...
夢野久作 「白髪小僧」
...「御当地初御目見得(はつおめみえ)...
吉川英治 「江戸三国志」
...目見得をすると、それも先方できき入れてくれた...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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