...我々は唯純粋な詩人を目標にしなければならぬ」と云ふ「狭い門」(ジツド)の主人公の言葉も決して等閑(とうかん)に附することは出来ない...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...そしてまた大宇宙をも支配するという大きな希望を目標に...
海野十三 「『火星兵団』の作者の言葉」
...彼は地平線に見えるレカルヴァー沿岸警備出張所の奇妙な二つの建物を目標にして...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「歌う白骨」
...あなたはわたしの曲乗りに欠くことのできないだいじな目標になっています...
モーリス・ルヴェル 田中早苗訳 「或る精神異常者」
...『此世ばかりを目標にして...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...云うまでもなく終局に於ては同じ目標に向かって進みつつあることは忘れられてはならぬ...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...と云うのは一定の政策的な目標に照して決って来る合理性だ...
戸坂潤 「読書法」
...公衆を目標にする政治が民衆から遊離するのは...
豊島与志雄 「異邦人の意欲」
...国民は民主国家の再建という新しい目標に向かい新しい勇気と希望とをもって新しい一歩をふみ出しているのに...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...妙子を目標にして來る客もあり...
林芙美子 「崩浪亭主人」
...ある程度、目標に達し、黄金薔薇をものにした幸運な男はこの俺だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...また花は美麗な色をしているのでそれが目標にもなるでしょう...
牧野富太郎 「植物記」
...同じ目標に向って...
宮本百合子 「「インガ」」
...嘲謔(ちょうぎゃく)の目標にしていた妓等は...
森鴎外 「魚玄機」
...かれは常に「真実」ということを生きる目標にしていた...
山本周五郎 「新潮記」
...京都奪回を目標に...
吉川英治 「源頼朝」
...全てこの国の相場は金解禁と支那問題を目標にして動いているのであるが米良は政府の弱腰をせせら笑いながら惨落した砂糖株でしこたまもうけた...
吉行エイスケ 「地図に出てくる男女」
...目ざした目標に到達する時のごとき心持ちで到達されるのではない...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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