...我等の目標とする教養の理想が畢竟神的宇宙的生命と同化するところにあることは...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...米・ソを中心とする総合的圧力に対する武力と経済力の建設を国防の目標とする如く書き改めた...
石原莞爾 「戦争史大観」
...犯人は松永を目標とする者だと思うと...
海野十三 「俘囚」
...或は正しい表現と理解を目標とする国語教育とは直接には結びつかない...
時枝誠記 「国語学と国語教育との交渉」
...実践的訓練を目標とする国語教育を...
時枝誠記 「国語学と国語教育との交渉」
...教育学も現物(社会的人間という)の生産を目標とするわけである...
戸坂潤 「技術へ行く問題」
...このアカデミーやジャーナリズムが文化の促進発達を目標とするという名目上の建前が必要なのであって...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...特殊のソヴィエトとかアメリカとかの国家を目標とする戦争挑発物の出版及び記事と当局の意図のように推定されそうなものや国民や列国を惑わせるような戦略戦術の出版及び記事とだけを...
戸坂潤 「社会時評」
...技術が生産(第一義には物的生産のことである)を目標とすることを疑うのは...
戸坂潤 「生産を目標とする科学」
...予め科学の目標とするものをすでに技術自身に直接結合したものの内から選定しなくてはならぬ...
戸坂潤 「生産を目標とする科学」
...科学は認識を目標とすると云う代りに...
戸坂潤 「生産を目標とする科学」
...実証的実験的技術的精神と歴史的発達法則の認識とを目標とするものであり(「学のための学」などというのは単にその出来損いの一例に過ぎないのだ)...
戸坂潤 「再び科学的精神について」
...唯一の目標とするのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...南進を目標とする決心が昨夜のうちに定まったと見えます...
中里介山 「大菩薩峠」
...文化的鬪爭を目標とする...
槇本楠郎 「プロレタリア童謠の活用に關する覺書」
...当面尊攘を目標とする限り...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...その目標とするところは...
吉川英治 「私本太平記」
...人を目標とする剣争のムダなことを悟った...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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