...目新しいフモールの發見に得意になつてゐられる人は幸福である...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...ごく小さな事でも目新しい事件の起こる事のみが待ち設けられていた...
有島武郎 「或る女」
...絶えず何か目新しい冒険を求めているような倉地にとっては...
有島武郎 「或る女」
...私には全く目新しい...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...病棟の方には目新しいものもなかった...
梅崎春生 「黄色い日日」
...220P.177――文例――1.人間の頭腦の諸活動はその大規模なる關聯に於て悦ばしき總體を構成してゐる2.私は貴君に目新しい重要事を告げなくてはならぬ...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...このタイガーのトリックが目新しい経験でない人間が少なくとも一人いた……その人は...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「とけない問題」
...いくらでも目新しい所を見つけ出すから...
寺田寅彦 「夏の小半日」
...田山白雲には目新しいものでありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...とにかく英国では目新しい...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...こんなことは別に目新しいことじゃない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...その週は何も目新しいものはなかったが...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...目新しい絵画的な景色になった...
宮本百合子 「雨と子供」
...まるきりいつもとちがったように目新しい雪の日の眺めは...
「今朝の雪」
...二十日過ぎてこんなに秋になるとは目新しい感じです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...別に目新しい景色でもありません...
三好十郎 「歩くこと」
...今日まで見慣れた民藝品も目新しい民藝品なのです...
柳宗悦 「民藝とは何か」
...格別(かくべつ)目新しいことでもないので...
吉川英治 「増長天王」
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