...目口が大きい人は話したがることが多い...
...目口を利かせて判断するのも大切だ...
...彼女の目口はすごく好感が持てる...
...目口が悪い人は信用できないと言われている...
...彼は目口を閉じて祈った...
...つまらん事にも目口(めくち)を立てて小言(こごと)を言うんです...
伊藤左千夫 「春の潮」
...自分は目口眉毛を心でつける...
鈴木三重吉 「千鳥」
...『小夜の中山夜泣き石』は細長い石の地藏樣に目口がつき兩手があつて泣いてゐる繪...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...目口へ水を浴せられたりするところを...
徳田秋声 「あらくれ」
...少しは何とか目口の明いた女房を世話しるがいいや...
徳田秋声 「新世帯」
...針箱の抽斗(ひきだし)からはむらむらと雲が出て来てお浜の目口に押込もうとする...
中里介山 「大菩薩峠」
...目口をかわかし、台詞(せりふ)をめりはらせて、大気取りに気取ったところが目に見えるようです...
中里介山 「大菩薩峠」
...目口を抑えるやつもあれば...
中里介山 「大菩薩峠」
...目口から押出すほど食わしてやらあ!」袋の結び目を手早く解いて...
中里介山 「大菩薩峠」
...「耳目口の三宝、固塞して発揚する勿れ」と説いているのは、二千年後の今日のわれわれにとっても、少々耳の痛い言葉である...
中谷宇吉郎 「古代東洋への郷愁」
...目口ははっきりしない...
夏目漱石 「三四郎」
...耳目口鼻(じもくこうび)を挙げて悉く幻影の盾である...
夏目漱石 「幻影の盾」
...眉目口唇などの形式が...
野間清六 「百済観音と夢殿観音と中宮寺弥勒」
...栗に目口鼻つけたような顔の...
正岡子規 「熊手と提灯」
...其上に目口鼻を彩色で派手に書くのである...
正岡子規 「死後」
...目口にはいろうとする血潮を...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...びっくりなさらぬようおねげえいたしますぜ」三斎の目口は...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...その時から此女の蒼白い顏の目口の間に...
森林太郎 「身上話」
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