...最後から一つ前の十一句目までは定座のような邪魔な目付け役は一つも置かないことにしてある...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...何とか看板のあるうちを目付け出すだろう...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...どこから目付(めつ)け出すか不思議なくらい目付け出した...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...あれはただの目付けだ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...これは何彼につけての目付け役...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ゼンマイに似ているといふ目付け所が山であり...
萩原朔太郎 「小説家の俳句」
...此方が先に目付けるから安心だ...
長谷川伸 「中山七里 二幕五場」
...もしそんな目付けが周りにいるのだったら...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...「どなたでしたかな?」「ご近習目付け組...
本庄陸男 「石狩川」
...そして適當な家を目付けて...
三島霜川 「昔の女」
...直ぐ後からかい添え併せて目付けのため...
三好十郎 「斬られの仙太」
...やられるのは結構ですが、目付けとは、彼のために可哀そうですな...
三好十郎 「斬られの仙太」
...すぐ後からかい添え併せて目付けのため...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...やられるのは結構ですが、目付けとは、彼の為に可哀そうですな...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...かい添え兼目付けに後を追わせようと言うのもそれもあるからだ...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...とにかく御目付け役が一人がた減ろうというものである...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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