...自分のほうでも後ろに目はないながら...
有島武郎 「或る女」
...X号にてむかっても勝目はないし...
海野十三 「超人間X号」
...現在の入舟町には五丁目までで八丁目はないといふのである...
小穴隆一 「二つの繪」
...親爺は法律的にはおれに一文だって負い目はないさ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...もはや天子に見(まみ)ゆべき面目はない...
中島敦 「李陵」
...切り込んだところで勝目はないし」「間拔けだなア」「あつしはどうせ間拔けですがね...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...たいした効目はないが...
北條民雄 「癩院記録」
...どこかに雲の切れ目はないかと...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...麦酒会社でも抜け目はない...
夢野久作 「ビール会社征伐」
...まして茶室ごのみに壁で仕切ったこの奥の部屋へそんな不作法な人目はないはず...
吉川英治 「江戸三国志」
...……抜け目はないやネ...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...到底こんがらに勝ち目はない...
吉川英治 「剣難女難」
...勝ち目はない」と...
吉川英治 「三国志」
...勝ち目はないと見たので...
吉川英治 「三国志」
...とても勝目はないので...
吉川英治 「新書太閤記」
...ここに人目はないにせよ...
吉川英治 「新書太閤記」
...責任を問う筋目はない...
吉川英治 「松のや露八」
...これ以上の真面目はない...
吉川英治 「宮本武蔵」
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