...併し生活樣式の焦點に着目する時...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...あるときは瞑目することであり...
伊丹万作 「演技指導論草案」
...燐寸(マッチ)の火を近づけながら窓硝子の上に注目すると...
海野十三 「疑問の金塊」
...ただその経験に注目するところの...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...その幕府を目するに「賊兵」と呼び...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...物質の(自然の)次の根本規定を注目する必要がある...
戸坂潤 「科学論」
...いずれも審議未了に終ったことは人々が注目する通りである...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...注目するのが不愉快なようなものは...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ほとんど毎月のように匿名(とくめい)批評で取りあげて「野村胡堂と吉川英治に注目する」と書いてくれる人があった...
野村胡堂 「胡堂百話」
...この例証は非常に特殊かつ希有であるため注目する価値に乏しく...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...そして今一つ注目するのが適切な追加の議論がある...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...特に王室からであればもちろん注目するし...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...これ他の俗猥と目する所以なり...
正岡子規 「俳諧大要」
...我々自身が存在としての歴史に屬することに着目するならば...
三木清 「歴史哲學」
...その馬食事をやめて鞍(くら)に注目するを見て乗り試むるとすなわち急に十里奔(はし)り...
南方熊楠 「十二支考」
...決して目するに固陋を以てすべきではない...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしはここに清蔵が主を諫めて去った人だという事実に注目する...
森鴎外 「渋江抽斎」
...同等に注目する性分である...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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