...ただその経験に注目するところの...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...ありのままの事情のみを注目する...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...アンナがそれに注目する...
寺田寅彦 「映画雑感(2[#「2」はローマ数字、1-13-22])」
...熱心に注目するようになったか? それから更にもう一つは...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「自転車嬢の危難」
...ために互いに分裂反目するの甚しきに至らず...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...いずれも審議未了に終ったことは人々が注目する通りである...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...水準としての常識・常識水準に常識の本体があることを注目するならば...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...実は一応もっと漫然とした復古主義のことだということに注目する必要がある...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...ほとんど毎月のように匿名(とくめい)批評で取りあげて「野村胡堂と吉川英治に注目する」と書いてくれる人があった...
野村胡堂 「胡堂百話」
...爰に我輩の特に注目する所は日本固有の技藝にして...
福沢諭吉 「帝室論」
...ジェシ・ハーコートがメリヘイブン邸宅でお披露目する原因を作った張本人だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...先づ恥づべき個所に注目するのだつた...
牧野信一 「スプリングコート」
...ゼム君の申され候仁丹と隣り合せの寒さかな坐敷着で炬燵へ入る流行妓卯木流行妓すらりと立つて惜しがられ三太郎美しくそして悲しく披露目する同モウ一つお酌しませうと仲貰ひ小阿弥あんな好いべべで売られた姉が来る美津木朝詣り清方の絵が抜けたやう東魚あとは世相をうたつたものを目につくままに書き付けていつて見る...
正岡容 「大正東京錦絵」
...」是は浜野氏の曾て寓目する所である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしはここに清蔵が主を諫めて去った人だという事実に注目する...
森鴎外 「渋江抽斎」
...矢代も瞑目する思いで静まるばかりだった...
横光利一 「旅愁」
...ただ孔子の最も古い伝記が孔子の革新家たることを描いておらぬという点に注目するのである...
和辻哲郎 「孔子」
...すべての開展がいでくるところの「仏法」に着目するのである...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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