...しんけんに目ざめる...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「アンネ・リスベット」
...十二日後には蛹は第二の誕生の深い眠りから目ざめる...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...八木君目ざめる話は...
海野十三 「時計屋敷の秘密」
...そして別の種類の生き物がそこで自然の意味を説き明かすために目ざめるのである...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...目ざめるたびごとにあらためて羅針盤の方角を知らなければならない...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...翌朝目ざめるとひどい吹き降りだった...
田畑修一郎 「石ころ路」
...その日が來ると皇帝は目ざめるのださうだ...
野上豐一郎 「キフホイザー」
...バルバロッサは目ざめるだらうか...
野上豐一郎 「キフホイザー」
...みんなが目ざめる前に...
長谷川時雨 「渡りきらぬ橋」
...ほんのちょっとのあいだ目ざめる役所一流の尊大さを滑稽に爆発させるときだけである...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
... ふくやさんが 目ざめると...
ベアトリクス・ポッター Beatrix Potter 大久保ゆう やく 「グロスターのふくやさん」
...――しかし、彼は遂にその憎惡にも死に遲れるほどいたく年老いて、或日、目ざめる、彼が誤つて自分はそんな人間だと信じ切つてゐたものから本當の自分自身に目ざめる...
堀辰雄 「夏の手紙」
...一人の人間が歴史に目ざめるということ...
宮本百合子 「あとがき(『二つの庭』)」
...目ざめるとすぐ枕元の地獄の絵を見て女はねむたげな様子もなくさえた笑声を家中にひびかせた...
宮本百合子 「お女郎蜘蛛」
...そこへ静かに目ざめるような派手な扮装をした女が膝をついた...
室生犀星 「香爐を盗む」
...目ざめるのは翌日の午後おそくで...
山川方夫 「愛のごとく」
...三時ごろ目ざめる...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
...そしてこういう目ざめる生命の発生と分裂と鼓動のさ中にあり...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
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