...文人の生涯には彫刻家が刻むべき目ざましい題目がないからである...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「ウェストミンスター寺院」
...昔から人間が努めてゐる姿は目ざましい...
會津八一 「一片の石」
...その稻穗草がどこまでも涼しい風に目ざましい緑りの色を浪打たせてゐるのが...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...沢正の人気は花柳界にも目ざましいので...
徳田秋声 「縮図」
...目ざましい出世をしようといふ三千五百石の大旗本に...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...探偵小説の実質的な発達はそれほど目ざましいものではなかった...
平林初之輔 「昭和四年の文壇の概観」
...目ざましいほど水の色をかえるのであった...
本庄陸男 「石狩川」
...どの花だって咲いた最初に目ざましい気のしないものはないが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...気宇宏大な・目ざましい手がらをおたてになった・お方であるが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...目ざましいものであった...
柳田国男 「年中行事覚書」
...彼女らの変り方も目ざましい...
吉川英治 「押入れ随筆」
...そちの忠勤には目ざましいものがあった...
吉川英治 「黒田如水」
...目ざましい抗戦もせず総退却してしまった...
吉川英治 「三国志」
...ここ数年のあいだに実に目ざましい躍進をとげていた...
吉川英治 「三国志」
...敵ながら目ざましい者だ...
吉川英治 「三国志」
...実に目ざましいものがあります」これはやがて...
吉川英治 「三国志」
...一きわすぐれた目ざましいお討死(うちじに)でござりました」「時とはいいながら...
吉川英治 「神州天馬侠」
...目ざましい最期を遂げて...
吉川英治 「新書太閤記」
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