...馭盧(おのころ)島と曰ふ...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
...(二)嗚呼南陽の舊草盧二十餘年のいにしへの夢はたいかに安かりし光を包み香をかくし隴畝に民と交はれば王佐の才に富める身もたゞ一曲の梁歩吟...
土井晩翠 「天地有情」
...素捷盧國とすべきを誤りて四國に分ちたる者なるべく...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...おお おお □さかや」といひいひ自分よりはずつと背が高くなつた私を頭から肩からお賓頭盧様みたいに撫でまはした...
中勘助 「銀の匙」
...盧照鄰(ろしょうりん)の「長安古意」の長詩の中の一句でありますが...
中里介山 「大菩薩峠」
...六盧植がいうには...
吉川英治 「三国志」
...盧植(ろしょく)将軍のほうを...
吉川英治 「三国志」
...檻車の中に背をまるくしていた盧植は...
吉川英治 「三国志」
...……ああどうなりゆく世の中やら」と、盧植は、身の不幸を悲しむよりも、さすがに、より以上、上下乱脈の世相の果てを、痛哭(つうこく)するのであった...
吉川英治 「三国志」
...――罪なき盧植将軍を...
吉川英治 「三国志」
...的盧(てきろ)だ」と...
吉川英治 「三国志」
...盧(ろ)、その人もまた、「ああそろそろ五月だな...
吉川英治 「新・水滸伝」
...なお梁山泊にひきとめられた盧俊儀(ろしゅんぎ)は...
吉川英治 「新・水滸伝」
...盧俊儀(ろしゅんぎ)の姿がみえない...
吉川英治 「新・水滸伝」
...「ところで、番頭の李固(りこ)と、その李固と密通していたご家内の賈氏(こし)は、どうご処分なさいますか」「見たくもありません」と、盧はいった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...これという働きもせずにいるこの盧俊儀(ろしゅんぎ)に――」と先陣の苦闘をあえて自分から買って出た彼の努力に...
吉川英治 「新・水滸伝」
...呉用は盧俊儀(ろしゅんぎ)のほうばかり見て...
吉川英治 「新・水滸伝」
...陶然(とうぜん)として身(み)は故山の旧盧(きうろ)にあるが如く...
渡邊千吉郎 「利根水源探検紀行」
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