...げに/\廣こうぢの盡くる處に...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...その頃高橋の同情は全く松永一人の上に傾け盡されてゐた...
石川啄木 「我等の一團と彼」
...盡(こと/″\)く皆(みな)其(そ)の裏(うら)ばかりが……三階(さんがい)どころでない...
泉鏡太郎 「飯坂ゆき」
...燒き盡されて無關係になつたものはまだしもいいが...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...その盡くる所を知らず...
大町桂月 「越ヶ谷の半日」
...其の親夫に盡せるは...
高山樗牛 「美的生活を論ず」
...もうこうなっては君の御運も盡きたのだ...
谷崎潤一郎 「三人法師」
...けれども小六(ころく)はさう云(い)ふ話(はなし)が盡(つ)きても...
夏目漱石 「門」
...自己を表現し盡し殘る隅なく顯はとなることによつて...
波多野精一 「時と永遠」
...主體は自己を表現し盡して全く客體の蔭に隱れるゆゑ...
波多野精一 「時と永遠」
...それの時間的性格が現在に盡きる如く...
波多野精一 「時と永遠」
...有限者の出現に先だつ神の覆はれぬ姿とも考へられようこの觀念世界も結局肉も血もなき單なる「影の國」(幽靈の國)に盡きるであらう...
波多野精一 「時と永遠」
...然れども此種の批評のみにては未盡くせりといふべからず...
原勝郎 「吾妻鏡の性質及其史料としての價値」
...君(きみ)ゆゑにこそ斯(か)くまでに身(み)を盡(つ)くす我(われ)...
樋口一葉 「曉月夜」
...珍味(ちんみ)佳肴(かこう)に打(うち)とけの大愉快(おほゆくわい)を盡(つく)させ給(たま)へば...
樋口一葉 「われから」
...情を盡さんとすれば理を伸ばす可らず...
福沢諭吉 「帝室論」
...僕の才の方をば推稱せずして文學が非常に熱心で其爲め財産を總て蕩盡したとか...
三島霜川 「自傳」
...それでもなか/\盡きなかつた...
若山牧水 「樹木とその葉」
便利!手書き漢字入力検索
