...私は結婚式に出席するために盛装しました...
...今度のパーティーは盛装が必要らしいよ...
...こちらのレストランは、盛装して行くことを推奨しています...
...着物を着ての参加は盛装とみなされます...
...あの歌手はいつもステージで盛装している...
...何かの集りへ行く為に盛装した小さな子供が二人いた...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...今来つて此盛装せる汝に対するあらば...
石川啄木 「葬列」
...一年中唯一度の盛装を凝(こら)して居た...
石川啄木 「葬列」
...盛装した嫁入姿の窈窕(ようちょう)たる淑女が...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...盛装をしたおいらんが商品見本のように立っている...
高見順 「いやな感じ」
...風上の方の隣の席に盛装を凝らした御婦人が掛けておられましてな...
谷崎潤一郎 「細雪」
...盛装の以て人を驚かすべきものなく...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...おのおの盛装を凝(こ)らして持つべきものを持ち...
中里介山 「大菩薩峠」
...おのおのその盛装を凝らし...
中里介山 「大菩薩峠」
...「まるでお芝居にでも行くように盛装しているのね...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...サウゼイの『随得手録』第二輯に、インドのヌデシャの王エースウルチュンズルは、猴を婚するに十万ルピイを費やし、盛装せる乗馬、車駕、駝象の大行列中に雄猴を維(つな)いで輿(こし)に載せ、頭に冠を戴かせ、輿側に人ありてこれを扇(あお)ぎ、炬火(きょか)晶燈見る人の眼を眩(くら)ませ、花火を掲げ、嬋娟(せんけん)たる妓女インドにありたけの音曲を尽し、舞踊、楽歌、放飲、豪食、十二日に竟(いた)り、梵士教法に従い誦経(ずきょう)して雌雄猴を婚せしめたと出づるも、王夫妻の相愛または猴にあやかって子を産むようの祈願から出たのであろう...
南方熊楠 「十二支考」
...プロレタリア文学に反撥する強力な緊張で「寝園」「盛装」に到る境地を築き上げて来た...
宮本百合子 「落ちたままのネジ」
...……ちょうどその時に天川呉羽嬢はチャント外出用の盛装をして二階の自分の部屋に納まっていたそうだが...
夢野久作 「二重心臓」
...盛装の中に書いたジャルダン・ダグリマタションへも行ってみたが...
横光利一 「欧洲紀行」
...みな盛装をこらし...
吉川英治 「三国志」
...武威(ぶい)をこらした盛装(せいそう)に鎧(よろ)われた自身を置き――きっと...
吉川英治 「新書太閤記」
...赤面の至りでございまする」彼の妻女もやがて盛装して...
吉川英治 「新・水滸伝」
...徐寧(じょねい)が早や供奉(ぐぶ)の盛装を着にかかっていて...
吉川英治 「新・水滸伝」
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