...徳育の盛んな村だと思ひ...
石川啄木 「葉書」
...西洋にて東洋学を研究することかくのごとく盛んなるに...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...盛んな通夜が二晩...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...いよいよ盛んなものになつた...
堺利彦訳 幸徳秋水訳 「共産黨宣言」
...青年の血気盛んな人が老人に向ってどうすることも出来ないという...
大隈重信 「政治趣味の涵養」
...平和運動の如きもまた盛んなる勢いを以て...
大隈重信 「文明史上の一新紀元」
...その忠告をきかれないというのもおかしいではないか」それはまだ民権運動の盛んな時分のことである...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...銀ブラの盛んな時間になると...
高浜虚子 「丸の内」
...第二に淡路に於てこの淨瑠璃の最も盛んな土地は福良であり...
竹内勝太郎 「淡路人形座訪問」
...明治十七八年と云えば自由民権運動の盛んな時で...
田中貢太郎 「赤い花」
...染色業の盛んな町...
田山録弥 「百日紅」
...国柄だけに盛んな勢いを示している...
寺田寅彦 「話の種」
...数年間盛んなりしも...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 加藤朝鳥訳 「橙の種五粒」
...老いてますます盛んな方だった...
豊島与志雄 「囚われ人」
...以上の三道場は盛んなりといえども私学である...
中里介山 「大菩薩峠」
...源氏の盛んな権勢に助けられて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...国粋保存主義の運動の最も盛んなときであった...
柳田国男 「故郷七十年」
...盛んな歓迎を甘受することにした...
和辻哲郎 「鎖国」
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