...島根県の益田市で、横穴式壕が発見された...
...五人組といふのは、益田孝、朝吹英二、加藤正義、野崎広太、高橋義雄といふ顔触(かほぶれ)...
薄田泣菫 「茶話」
...又米国がえりの益田某(ぼう)が...
田中貢太郎 「狐狗狸の話」
...益田少将方から廻文に及び...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...益田の三家老は歯噛みをしつつ本国へ引上げるということになって...
中里介山 「大菩薩峠」
...座には早川千吉郎、益田なにがし、その他錚々(そうそう)の顔触れが居並(いなら)んでいた...
長谷川時雨 「一世お鯉」
...となりあう益田氏の別荘とはその密接な間柄をものがたっている...
長谷川時雨 「明治美人伝」
...益田銀三等とのむ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...「技師さん今夜はうれしいんだね」「さうだらうよ、文学青年だからな」「それに又病身だし、診察してやるよ」麻生、益田両君も私も、来てあげてよかつたと思つた...
正木不如丘 「釣十二ヶ月」
...もっとも窯(かま)は益田のものではないが...
柳宗悦 「雲石紀行」
...この窯の品は主に益田や津和野の荒物屋で売られます...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...羽前南村山郡本沢村大字長谷堂字風道野飛騨益田(ました)郡下呂(げろ)村大字東上田字フドノ紀伊伊都(いと)郡高野村大字花坂字不動野終りのものは高野だけに不動に附会している...
柳田國男 「地名の研究」
...(益田(ました)郡誌...
柳田國男 「日本の伝説」
...岐阜県益田郡中原村瀬戸)播州には寸倍石という名を持った石が所々にあります...
柳田國男 「日本の伝説」
...さらにさかのぼって飛騨の益田郡...
柳田国男 「雪国の春」
...謹んで沐浴して来たのが悪いとは合点がまいらぬ」「詭弁(きべん)を弄(ろう)すな」こんどは次席の村井河内、益田孫右衛門、江田善兵衛などが、舌鋒(ぜっぽう)をそろえて斬ってかかるように唾(つば)をとばした...
吉川英治 「黒田如水」
...が、たちまちその席でも、益田孫右衛門、村井河内などの、反対組が口をそろえて、「こちらからのみ、言質(げんち)を提供して、織田家からは、いかなる誓紙を持ち帰られたか」「単なることばとことばの約束が、この乱国に何になろう」「しかも今ただちに、織田軍が中国へ進駐(しんちゅう)するでもないのに、逸(はや)まった加担を申し入れ、万一、織田が今かかっておる北陸攻めにでも敗れた場合は何とする気か」などと非難は依然ごうごうたるものがあった...
吉川英治 「黒田如水」
...益田孫右衛門が彼を迎えに来た...
吉川英治 「黒田如水」
...市長の益田信世氏の発唱で...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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