...月の盈虧(みちかけ)と月蝕とを混同しているという事実を記録せねばならぬ...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...盥の水を以前(もと)の如く清く盈々(なみ/\)として置いて...
石川啄木 「葬列」
......
武田祐吉 「古事記」
...」 新約全書コリント前書第十章第二十六節に「地とこれに盈てる物は主のものなればなり...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...水を盈々(なみなみ)汲込まなければならなかった...
徳田秋声 「あらくれ」
...この中に盈(み)たし...
中島敦 「悟浄出世」
...半ば落葉を盈たしたる籠を負ひ...
正岡子規 「花枕」
...字(あざな)は伯盈(はくえい)である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...黄秋醸熟盈瓶...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...坐賓尊酒両盈満...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...昌盈は懼れて救を川金に請うた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...盈科舍)は特に動物の高等精神作用を取扱つている...
矢田部達郎 「心理學」
...セヂの豊かに盈(み)ち溢(あふ)れて...
柳田国男 「海上の道」
...前途への意気が盈(み)ちて見えた...
吉川英治 「新書太閤記」
...盈(み)ち溢(あふ)るる春光と...
吉川英治 「新書太閤記」
...春潮盈(み)ちて船出を想うような彼の心事は...
吉川英治 「新書太閤記」
...家のうちに盈(み)ちた...
吉川英治 「親鸞」
...天地(あめつち)に盈(み)ちあふれていた...
吉川英治 「親鸞」
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