...このお店の皿小鉢はとてもかわいい形をしています...
...飲み会の料理に皿小鉢を用意してみんなでつまめるようにしよう...
...料理の盛り付けには皿小鉢を使うと見栄えがよくなります...
...この皿小鉢は、おつまみを盛り付けるのにぴったりのサイズです...
...家族で食事をするとき、皿小鉢におかずを盛ってみんなでシェアするのが楽しいですね...
...小綺麗な皿小鉢を並べていた...
芥川龍之介 「奇怪な再会」
...それは又実際文化竈(ぶんかかまど)や華奢(きゃしゃ)な皿小鉢と調和しない悪臭を放っているのに違いなかった...
芥川龍之介 「玄鶴山房」
...立派な皿小鉢ばかりであつた...
芥川龍之介 「南京の基督」
...酒場の隅から油壺だの白鑞をひいた皿小鉢だの火のついたランプだのを抛りつける...
アナトール・フランス Anatole France 芥川龍之介訳 「バルタザアル」
...女中が二人で昨夜(ゆうべ)の膳椀や皿小鉢の始末をしていた...
徳田秋声 「足迹」
...食後の皿小鉢をさげにさえ...
豊島与志雄 「女心の強ければ」
...布団と毛布、鍋釜、皿小鉢の類、小さな行李、米が少量、風呂敷包みなど、かねて用意してあるものらしい...
豊島与志雄 「猫捨坂」
...さては皿小鉢や椀のかけらに船虫(ふなむし)のうようよと這寄(はいよ)るばかり...
永井荷風 「日和下駄」
...昨夜持ち込んだ岡持や皿小鉢を持って帰ったそうです」「それだッ」平次は地団駄踏みましたが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...去勢牛、袋詰、乾草、ジプシイ、皿小鉢、百姓女、薬味麺麭、帽子――すべてがけばけばしく、五彩燦爛として、乱脈に、うようよと累なりあひ、入り乱れて、ぱつと眼の前へ押し迫る...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...店の中は殆んど客がいっぱいで、皿小鉢の音や、話したり笑ったりする高ごえや、三人いる小女(こおんな)たちの甲だかい呼び声などのため、繁次のいるその隅だけ、一とところ穴があいたように感じられた...
山本周五郎 「落葉の隣り」
...食いあらした皿小鉢や椀などを前に酒を飲み...
山本周五郎 「おれの女房」
...若い女中が空(あ)いた燗徳利や皿小鉢を片づけてい...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...これまでついぞないことだが皿小鉢を破(わ)ったり...
山本周五郎 「寒橋」
...丼(どんぶり)や皿小鉢がてんや物であり...
山本周五郎 「花も刀も」
...徳利や皿小鉢や盃(さかずき)などを容れる大きな鼠不入(ねずみいらず)と...
山本周五郎 「ひとでなし」
...放りだされた皿小鉢が荒あらしい音を立てた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...他人の着物を引抱えながら馳け出して行く女(ひと)……そのまま入口の方へ転がり出る女(ひと)……気絶したまま椅子の上に伸びてしまう人……倒れる椅子……引っくり返る卓子(テーブル)……壊れるコップや皿小鉢……馳けまわる空瓶の音……...
夢野久作 「少女地獄」
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