...宇左衛門皺腹(しわばら)を仕(つかまつ)れば...
芥川龍之介 「忠義」
...皺腹を切らせるつもりじゃなと...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...自(みず)から六十余歳の皺腹(しわばら)を屠(ほふ)りて死せり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...皺腹を掻っ裁いて...
直木三十五 「南国太平記」
...本當ならば皺腹でも切つて御申譯するところだが――」「それは」平次も二の句が繼げませんでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...自分の皺腹に短刀を突つ立てんとするのを...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...まさに皺腹(しわばら)ものである...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...その皺腹(しわばら)から大腸(ひゃくひろ)をくり出すところなんざ...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...……皺腹代は、まず二十両というところかな」庄兵衛は、日ごろの強情にも似ず急に脅えたような顔つきになったが、それでも、口先だけは威勢よく、「なにを、小癪な...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...皺腹(しわばら)掻切(かっきり)候ほどの事は出来申すべく候...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書(初稿)」
...皺腹(しわばら)を切らす男じゃ...
吉川英治 「新書太閤記」
...一閑の皺腹(しわばら)を賭(と)しても...
吉川英治 「※[#「さんずい+鼾のへん」、第4水準2-79-37]かみ浪人」
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