...白面皓身(こうしん)の夜叉(やしゃ)となって...
泉鏡花 「薄紅梅」
...皓歯(しらは)に酸漿(ほおずき)を含んでいる...
泉鏡花 「婦系図」
...富士皓(しろ)く...
泉鏡花 「婦系図」
...プシヘの明眸皓歯...
高木敏雄 「比較神話学」
...青地正皓(あおじまさひろ)...
寺田寅彦 「自由画稿」
...打たるるを見る皓腕の神女ヘーレー...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...アレース懲す術に馴る』然か宣すれば皓腕のヘーレー之に從ひて...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
......
中里介山 「大菩薩峠」
...はえそろつた下の皓い鼠つ歯で...
林芙美子 「柿の実」
...皓い大きい前歯と...
林芙美子 「淪落」
...聞(き)く者(もの)なくて天上(てんじやう)のお月(つき)さま宛(さ)も皓々(こう/\)と照(てら)し給(たま)ふを寒(さぶ)いといふ事(こと)知(し)らぬ身(み)なれば唯(たゞ)こゝちよく爽(さはや)かにて...
樋口一葉 「わかれ道」
...聞く者なくて天上のお月さまさも皓々(かう/\)と照し給ふを寒(さぶ)いと言ふ事知らぬ身なれば只こゝちよく爽(さわやか)にて...
樋口一葉 「わかれ道」
...皓々たる月の光りが洩れ...
松濤明 「春の遠山入り」
...陽気に皓(しろ)い歯並をキラメかせている同僚の女の子であるだろうのに...
宮本百合子 「カメラの焦点」
...「性蓮院妙相日縁信女、父本皓、母渋江氏、安永(あんえい)六年丁酉(ていゆう)五月三日死(しす)、享年十九、俗名千代、作臨終歌曰(りんじゅううたをつくりていわく)」云々(うんぬん)としてあるのは、登勢の生んだ本皓の女(むすめ)である...
森鴎外 「渋江抽斎」
...そこへ本皓が養子に来て...
森鴎外 「渋江抽斎」
...本皓がこれを聞いて養子に所望すると...
森鴎外 「渋江抽斎」
...皓々(こうこう)たる刀林(とうりん)をどよませてきたのは...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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