...」と皓齒(しらは)が見(み)えて...
泉鏡太郎 「艶書」
...秀然として高く皓然として潔き...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...埋葬の終った時には空高くとがまの様な月が皓々と人々の嗚咽を照らしておりました...
内山完造 「魯迅さん」
...仙皓(せんかう)西鶴と書いてあるその字のうまさ――『実際...
田山録弥 「大阪で」
...青地正皓(あおじまさひろ)...
寺田寅彦 「自由画稿」
...邸中去りて皓腕のアンドロマケー今いづこ?我の姉妹や訪ひ行きし? あるは美服(びふく)の義妹にか?あるはトロイア女性らが鬢毛美なる恐るべき神女に祈祷奉るパラスの高き殿堂か?』 380その時とある忠勤の老女答へて彼に曰ふ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...*しか宣んすれば皓腕の神女ヘーレー欣然と...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...如何にもうれしさうに声をたてゝ笑ふ皓い歯をみてゐました...
林芙美子 「蛙」
...如何(いか)にもうれしそうに声をたてて笑う皓(しろ)い歯をみていました...
林芙美子 「蛙」
...」「…………」歯の皓(しろ)い少年は...
林芙美子 「新版 放浪記」
...足を踏んだあの兵隊さんの皓い歯が...
林芙美子 「谷間からの手紙」
...――明るく皓(しろ)い初夏(はつなつ)の日ざしが...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...本皓は令図を同藩の医小野道秀(おのどうしゅう)の許(もと)へ養子に遣(や)って...
森鴎外 「渋江抽斎」
...那須皓君も同行して那須温泉に行ったことがある...
柳田国男 「故郷七十年」
...皓は日頃から帝の寵愛を鼻にかけていたが...
吉川英治 「三国志」
...帝の寵威を誇る黄皓にたいして...
吉川英治 「三国志」
...光さえ浮んだ皓歯(こうし)は...
蘭郁二郎 「夢鬼」
...並びのよい皓歯(こうし)が...
蘭郁二郎 「鱗粉」
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