...皓首の彼と長袖の宮との手によつて...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...疳(かん)にうち顫(ふる)う皓(しろ)い歯列(はならび)は...
海野十三 「ヒルミ夫人の冷蔵鞄」
...素娥と云い、皓衣と云い、白鶴と云い、凡て白色に関係あるは、此理による...
高木敏雄 「比較神話学」
...佳き刺繍(ぬひとり)をだいなしにしてふらふらフォーヌが二つの目を出しその皓((しろ))い歯で真紅(まつか)な花を咬んでゐる...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...皓々と照り翔ける...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...ぴちりと音がして皓々(こうこう)たる鏡は忽ち真二つに割れる...
夏目漱石 「薤露行」
...皓(しろ)い歯に交る一筋の金の耀(かがや)いてまた消えんとする間際(まぎわ)まで...
夏目漱石 「虞美人草」
...美しい皓い入れ歯が光る...
林芙美子 「晩菊」
...皓い大きい前歯と...
林芙美子 「淪落」
...聞(き)く者(もの)なくて天上(てんじやう)のお月(つき)さま宛(さ)も皓々(こう/\)と照(てら)し給(たま)ふを寒(さぶ)いといふ事(こと)知(し)らぬ身(み)なれば唯(たゞ)こゝちよく爽(さはや)かにて...
樋口一葉 「わかれ道」
...皓(こうこう)たる美しさを備えることを見取っていったものであろう...
室生犀星 「荻吹く歌」
...皓々(こうこう)たる音すら冬ほどの厳しさがなくなりました...
室生犀星 「玉章」
...昼のように皓々(こうこう)として眼中にあった...
室生犀星 「陶古の女人」
...抽斎の祖父本皓(ほんかう)の実子で...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...皓は日頃から帝の寵愛を鼻にかけていたが...
吉川英治 「三国志」
...帝の寵威を誇る黄皓にたいして...
吉川英治 「三国志」
...孫皓(そんこう)が半生の暴政によって一朝に滅んだ...
吉川英治 「三国志」
...並びのよい皓歯(こうし)が...
蘭郁二郎 「鱗粉」
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