...私はこの号に出てゐる原田皐月さんのお作をよんで毎日あの中に取り扱つてある問題について考へてゐます...
伊藤野枝 「私信」
...皐月さんはお腹の中にあるうちは自分の体の一部だと思つてゐらつしやるらしいんですけれど私は自分の身内にあるうちにでも子供はちやんと自分の『いのち』を把持して...
伊藤野枝 「私信」
...其処に皐月さんの考へと私の考への相異があるのですわね...
伊藤野枝 「私信」
...□平塚さんは十二月号の安田皐月(さつき)さんの『生きることゝ貞操と』を読んで考へついたことがあるし生田花世(いくたはなよ)さんについて何時も考へてゐたこともあるから...
伊藤野枝 「編輯室より(一九一五年一月号)」
...皐月さんの愛嬌がいゝ為めか繁昌してゐます...
伊藤野枝 「編輯室より(一九一四年一一月号)」
...けれどそれよりも皐月さんが羽織りをぬいで筒袖のはんてんを着て前掛をしめて櫛巻きにして全くお神さんになりすまされた様子はまた一段ちがひます...
伊藤野枝 「編輯室より(一九一四年一二月号)」
...寄(よ)れば触(さは)れば高慢(かうまん)の舌(した)爛(たゞら)してヤレ沙翁(シヱークスピーヤ)は造化(ざうくわ)の一人子(ひとりご)であると胴羅魔声(どらまごゑ)を振染(ふりしぼ)り西鶴(さいくわく)は九皐(きうかう)に鳶(とんび)トロヽを舞(ま)ふと飛(と)ンだ通(つう)を抜(ぬ)かし...
三文字屋金平 「為文学者経」
...皐月も半ばを過ぎた今日この頃...
薄田泣菫 「森の声」
...二番目が池田に養子に行つた荒木蘭皐...
内藤湖南 「大阪の町人學者富永仲基」
...此人の書いた漢文に荒木蘭皐の集の序文があります...
内藤湖南 「大阪の町人學者富永仲基」
...禹稷皐陶を三后としたのは秦國へ入つた儒家の思想を表はしたまでゞある...
内藤湖南 「尚書稽疑」
......
永井荷風 「書かでもの記」
...木の下に白髪垂れたる後ろ手の母を見るなり山ほととぎす皐月が咲き蜜柑の花が咲くやうになると人里近くにも山ほととぎすが出て来てしきりに啼く...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...ああ皐月仏蘭西の野は火の色す君も雛罌粟我も雛罌粟作者夫妻の巴里に遊んだのは欧洲大戦以前の爛熟時代で...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...当時の歌の ああ皐月仏蘭西の野は火の色す君もコクリコ我もコクリコ の大に盛なのに対し...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...今日にして浅草宮戸座は、黙阿弥、三世如皐、其水、新七らが特定狂言の研究室であつた、図書館であつた、宝庫であつたとも亦云へよう...
正岡容 「異版 浅草燈籠」
...例へば五月雨を詠ずるに雲濡れて温泉(ゆ)を吐く川や皐月雨(さつきあめ)春来山陰(やまかげ)に湖暗し五月雨(さつきあめ)吟江と大きく深くのみものせず...
正岡子規 「俳諧大要」
...成皐(せいこう)(河南省・陽(けいよう)附近)のあたりをさまよっていた...
吉川英治 「三国志」
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