例文・使い方一覧でみる「皐」の意味


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...あなたはどうお思ひになつて? 月さんは自分の腕一本切つたのと同じだと仰云つてゐます...   あなたはどうお思ひになつて? 皐月さんは自分の腕一本切つたのと同じだと仰云つてゐますの読み方
伊藤野枝 「私信」

...時は月の半ば、古沼の藻も花をかざらうといふこの頃である...   時は皐月の半ば、古沼の藻も花をかざらうといふこの頃であるの読み方
薄田泣菫 「森の声」

...月も半ばを過ぎた今日この頃...   皐月も半ばを過ぎた今日この頃の読み方
薄田泣菫 「森の声」

...漢台(かんこうだい)の下で佩玉(はいぎょく)を解いて交甫(こうほ)に与えた方ですよ」二三箇月して女は舟で送ってくれた...   漢皐台の下で佩玉を解いて交甫に与えた方ですよ」二三箇月して女は舟で送ってくれたの読み方
田中貢太郎 「竹青」

...多分仲基の弟荒木蘭が書いたのでありませう...   多分仲基の弟荒木蘭皐が書いたのでありませうの読み方
内藤湖南 「大阪の町人學者富永仲基」

...曰はく禹稷陶三后佐唐虞、禹讓稷契及陶、堯舜之道、惟禹陶見而知之、此萬世所共聖、殷本紀述湯誥曰、古禹陶久勞於外、四涜已備、萬民乃有居、后稷降播農殖百穀、三公咸有功於民、故后有立、書序曰、陶矢厥謨、禹成厥功、帝舜申之、作大禹陶謨益稷、是三后自古論定、雖湯之興、不敢以契入三后而退陶也、乃甫刑忽易以伯夷降典折民爲刑、推爲三后、而陶不與、漢楊震孫賜遂以陶不與三后、恥拜廷尉之官、不知此甫刑之大繆也、堯時姜氏爲四伯、掌四嶽之祀、述諸侯之職、於周則有申甫齊許、(見高詩毛傳)國語史伯言姜爲伯夷之後、許爲大岳之胤、是甫侯之置陶進伯夷、代列三后者、私尊乃祖、假王命以寵先靈、穆王耄荒、誠哉其耄荒也、夫成天地之大功者、其子孫未嘗不淳耀惇大、唐虞夏商周而外、楚爲重黎祝融之後、贏爲伯益之後、而伯益實庭堅之子、禹薦益於天、孰謂大理官不列三后乎、史記秦之先始於大業、大業生大費、與禹平水土、大費佐舜調馴鳥獸、是爲柏翳、舜賜姓贏氏、索隱謂大業即陶、大費者伯益、即陶之子、又列女傳陶子生十五歳而佐禹、曹大家注、陶子即陶子伯益也、至陶之後、兼封英六、楚人滅六、臧文仲謂陶庭堅不祀忽諸者、猶周公之後自魯外、尚有凡蒋茅胙祭也、漢書古今人表只柏益一人、並無伯益柏翳分二人之説、甫侯自侈其家世、而天之所興、人力不與、伯夷姜氏之後、滅於陳田、卒不能與陶伯益爭衡、夫子以秦誓繼甫刑、知陶伯益之後、將繼稷契禹而代興也、惟王變而覇、道徳變而功利、此運會所趨、即祖宗亦不能聽其不自變、(書古微十一)魏源は禹稷陶を三后とすることが定論であるのに甫刑が陶を退けて伯夷を入れたのは不都合であると言ひ、それは穆王の時に甫侯が勝手なことをしたのだと論じてゐる...   曰はく禹稷皐陶三后佐唐虞、禹讓稷契及皐陶、堯舜之道、惟禹皐陶見而知之、此萬世所共聖、殷本紀述湯誥曰、古禹皐陶久勞於外、四涜已備、萬民乃有居、后稷降播農殖百穀、三公咸有功於民、故后有立、書序曰、皐陶矢厥謨、禹成厥功、帝舜申之、作大禹皐陶謨益稷、是三后自古論定、雖湯之興、不敢以契入三后而退皐陶也、乃甫刑忽易以伯夷降典折民爲刑、推爲三后、而皐陶不與、漢楊震孫賜遂以皐陶不與三后、恥拜廷尉之官、不知此甫刑之大繆也、堯時姜氏爲四伯、掌四嶽之祀、述諸侯之職、於周則有申甫齊許、國語史伯言姜爲伯夷之後、許爲大岳之胤、是甫侯之置皐陶進伯夷、代列三后者、私尊乃祖、假王命以寵先靈、穆王耄荒、誠哉其耄荒也、夫成天地之大功者、其子孫未嘗不淳耀惇大、唐虞夏商周而外、楚爲重黎祝融之後、贏爲伯益之後、而伯益實庭堅之子、禹薦益於天、孰謂大理官不列三后乎、史記秦之先始於大業、大業生大費、與禹平水土、大費佐舜調馴鳥獸、是爲柏翳、舜賜姓贏氏、索隱謂大業即皐陶、大費者伯益、即皐陶之子、又列女傳陶子生十五歳而佐禹、曹大家注、陶子即皐陶子伯益也、至皐陶之後、兼封英六、楚人滅六、臧文仲謂皐陶庭堅不祀忽諸者、猶周公之後自魯外、尚有凡蒋茅胙祭也、漢書古今人表只柏益一人、並無伯益柏翳分二人之説、甫侯自侈其家世、而天之所興、人力不與、伯夷姜氏之後、滅於陳田、卒不能與皐陶伯益爭衡、夫子以秦誓繼甫刑、知皐陶伯益之後、將繼稷契禹而代興也、惟王變而覇、道徳變而功利、此運會所趨、即祖宗亦不能聽其不自變、魏源は禹稷皐陶を三后とすることが定論であるのに甫刑が皐陶を退けて伯夷を入れたのは不都合であると言ひ、それは穆王の時に甫侯が勝手なことをしたのだと論じてゐるの読み方
内藤湖南 「尚書稽疑」

...實は禹稷陶を三后とするのも...   實は禹稷皐陶を三后とするのもの読み方
内藤湖南 「尚書稽疑」

...秦に行つた儒家は秦の先祖と認めらるゝ陶を三后に入れた差異であつて...   秦に行つた儒家は秦の先祖と認めらるゝ皐陶を三后に入れた差異であつての読み方
内藤湖南 「尚書稽疑」

...中にも尚書の益稷篇――今文尚書で言へば陶謨の一部であるが――に所謂虞の十二章と謂ふものが見えて居る...   中にも尚書の益稷篇――今文尚書で言へば皐陶謨の一部であるが――に所謂虞の十二章と謂ふものが見えて居るの読み方
内藤湖南 「染織に關する文獻の研究」

...淋(さび)しき(おか)の上に立つ...   淋しき皐の上に立つの読み方
夏目漱石 「薤露行」

...木の下に白髪垂れたる後ろ手の母を見るなり山ほととぎす月が咲き蜜柑の花が咲くやうになると人里近くにも山ほととぎすが出て来てしきりに啼く...   木の下に白髪垂れたる後ろ手の母を見るなり山ほととぎす皐月が咲き蜜柑の花が咲くやうになると人里近くにも山ほととぎすが出て来てしきりに啼くの読み方
平野萬里 「晶子鑑賞」

...ああ月仏蘭西の野は火の色す君も雛罌粟我も雛罌粟作者夫妻の巴里に遊んだのは欧洲大戦以前の爛熟時代で...   ああ皐月仏蘭西の野は火の色す君も雛罌粟我も雛罌粟作者夫妻の巴里に遊んだのは欧洲大戦以前の爛熟時代での読み方
平野萬里 「晶子鑑賞」

...私は前に一度これを月(サツキ)ギョリュウと名づけたことがあったが...   私は前に一度これを皐月ギョリュウと名づけたことがあったがの読み方
牧野富太郎 「植物一日一題」

...例へば五月雨を詠ずるに雲濡れて温泉(ゆ)を吐く川や月雨(さつきあめ)春来山陰(やまかげ)に湖暗し五月雨(さつきあめ)吟江と大きく深くのみものせず...   例へば五月雨を詠ずるに雲濡れて温泉を吐く川や皐月雨春来山陰に湖暗し五月雨吟江と大きく深くのみものせずの読み方
正岡子規 「俳諧大要」

...己(おのれ)の妹に仕立てたる武智の姫君月(さつき)を人質にとられしため力及ばず「武智の姫は汝(なんじ)の娘のつもりにて尼になす」と云ふ淀の方の言葉をきき「思ひおく事更になし」と...   己の妹に仕立てたる武智の姫君皐月を人質にとられしため力及ばず「武智の姫は汝の娘のつもりにて尼になす」と云ふ淀の方の言葉をきき「思ひおく事更になし」との読み方
三木竹二 「両座の「山門」評」

...権は忌みは庸にして皆遁走し...   権は忌み皐は庸にして皆遁走しの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...三日の暮方に成に到る...   三日の暮方に成皐に到るの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...くびが堯の時の大理の陶に似...   くびが堯の時の大理の皐陶に似の読み方
和辻哲郎 「孔子」

「皐」の読みかた

「皐」の書き方・書き順

いろんなフォントで「皐」

「皐なんとか」といえば?  


ランダム例文:
頭身   私水   突き合わす  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

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