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饗庭篁村 「木曾道中記」
...皆々気味悪しく思ひし由に御座候...
芥川龍之介 「尾形了斎覚え書」
...第十五階選士の皆々さま...
佐野昌一 「虫喰ひ算大會」
...第十五階選士の皆々さま...
佐野昌一 「虫喰い算大会」
...児曹(こどもら)大におそれ皆々四方に逃散(にげちり)けり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...一方雇人たちも今度の主人の真剣さを理解してくれて皆々気を揃えて働き...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...皆々(みな/\)徐(しず)かに入る...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...皆々一致して国を固めよかしと...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...岡野ハ伝受ノコトハ皆々オレニ聞キ合ワセタ...
中里介山 「大菩薩峠」
...皆々よく判っているけれども...
林芙美子 「生活」
...……さて、皆々さま、これなるは、突(つき)鯨の寄(より)鯨の流(ながれ)鯨のとそんな有りふれた鯨ではござりませぬ...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...皆々、おのれの心の中を見抜かれたような心地がし、粛然とし、打萎れ、つくづくとなり、その後(あと)で、力を合せて解剖の勉強に出精しようと誓い合ったことでござる...
久生十蘭 「玉取物語」
...人々は皆々打ち悦んで今日の光に感謝してゐる...
牧野信一 「途上日記」
...皆々様の「春の悦び」を祈りて...
牧野信一 「〔編輯余話〕」
...皆々この勝負こそはと片唾(かたず)を呑んで眺(なが)めをれば...
正岡子規 「俳諧大要」
...世間一統皆々様の...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...(皆々小刀の鞘を払ひて...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...皆々にも、死出のお供、おくれませぬように」と、残る人々を励まして、すぐことばの下に、自分も刃を仰いで仆れた...
吉川英治 「新書太閤記」
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