...ヒポクラテスは綿密な観察と的確な判断を示している...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...「俳句は十七字の文学なり」という一項だけは動かすことのできぬ的確な答えでありましたが...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...的確なものと思いました...
太宰治 「自信の無さ」
...もっと的確な資料があり次第ただちに崩れる...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...昔のロマンチツクな不的確な観察から出て来るために...
田山録弥 「小説新論」
...的確な段取りで速かに音もなく為された...
豊島与志雄 「白血球」
...待ち伏せされてる男は的確な一つの嗅覚(きゅうかく)を持ってるものである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...この恒數の的確なる意味を探し出せば...
長岡半太郎 「物理學革新の一つの尖端」
...ここには的確な予言とともに...
服部之総 「汽船が太平洋を横断するまで」
...これ以上的確な写生はあるまい...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...的確な写実的の手法がロマンチシズムの採光によつて...
三好達治 「測量船拾遺」
...いままでのところ汚職の事実を明らかにする的確な証拠がない...
山本周五郎 「落ち梅記」
...科學者の的確な説明と...
吉江喬松 「山岳美觀」
...農民文藝として的確なヂャンルを打立てゝ來たやうに...
吉江喬松 「山岳美觀」
...「あの首を」と、謙信を目がけて、襲いかかって来たが、的確な目標と、信念ある指揮者がない...
吉川英治 「上杉謙信」
...まだ的確な情報はないような返答だった...
吉川英治 「私本太平記」
...的確な方向はつかめなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...その広さや長さの的確な釣り合い...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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