...當面の問題に對して的確な...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...的確なる証拠というものはなかったけれども...
海野十三 「麻雀殺人事件」
...ヒポクラテスは綿密な観察と的確な判断を示している...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...青年の成業の第一要件はまず的確なる目的を定むることである...
大隈重信 「現代学生立身方法」
...自己の的確なる目的に向って急がず...
大隈重信 「現代学生立身方法」
...どの辺まであった水がどの辺まで増したということまで的確な事実であります...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...的確なものと思ひました...
太宰治 「自信の無さ」
...もっと的確な資料があり次第ただちに崩れる...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...対象の的確な理解・認識がなくては焦点を結ばない...
戸坂潤 「思想としての文学」
...或いはこの期待に対する裏切りの的確な指摘の心算であり...
戸坂潤 「社大党はファッショ化したか?」
...彼がそのうちから一つの的確なものを引き出し...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...待ち伏せされてる男は的確な一つの嗅覚(きゅうかく)を持ってるものである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...この恒數の的確なる意味を探し出せば...
長岡半太郎 「物理學革新の一つの尖端」
...山間の局地局地には必ずしも的確な頼りとはなり難いうらみがある...
中村清太郎 「残雪の幻像」
...的確な判断と作戦とを誤らなかった彼ではあった...
葉山嘉樹 「生爪を剥ぐ」
...的確な吟味・精密な調査によって...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...殆ど的確な想像で男の逐一な行為を感知してしまったのであった...
室生犀星 「香爐を盗む」
...そうして自分一流の的確な推理を働かしてみる事だ……...
夢野久作 「暗黒公使」
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