...出版社が発行した書籍の印刷部数は五百部です...
...それは二百部売れば償える...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...これは二年に亙つて五百二十卷の本を二百部印刷したので...
内藤湖南 「藏書家の話」
...せめて三百部売れるなら収支が償って継続されるが...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...腕くらべ五百部ほど売れたりとて新橋堂より金四百円送り来る...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...先考の詩集来青閣集五百部ほど残りたるを取りまとめて...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...しかしそうして兎も角もあの甲源一刀流の巻の全部だけは右の如く三百部内高は二百五六十程度を刷り上げてそれを自分も折ったり近所の人も頼んだりして折らせた...
中里介山 「生前身後の事」
...そうして第一冊の三百部正味二百五六十部の製本がすっかり出来上ってしまった...
中里介山 「生前身後の事」
...七百部だけは読んでしまいましたが...
中里介山 「法然行伝」
...「二人」は五百部ばかりで...
林芙美子 「新版 放浪記」
...数十百部の小説本を読みながら一冊の生理書をも見たることもなき女史こそ多けれ...
福沢諭吉 「新女大学」
...」そしてこの五百部もあまり売れなかつたらしいのであります...
牧野信一 「『ユリイカ』挿話」
......
槇村浩 「明日はメーデー」
...その時千部は焼けて五百部残った...
森鴎外 「訳本ファウストについて」
...三百部ほど私版本として小冊子に上梓して知友に届けた(本書所載)...
柳宗悦 「四十年の回想」
...一巻五百部ずつ刷って...
柳田国男 「故郷七十年」
...知友に頒つのは二百部でも十分なのを思い切って三百五十刷らせて見た...
柳田国男 「予が出版事業」
...私の持っている参考書の著者に五百部だけ贈呈したものなんだが...
夢野久作 「暗黒公使」
...後わずか二百部で...
吉川英治 「源頼朝」
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