...屋根裏で百足を見つけた...
...百足が怖いので、外に出られない...
...百足が足に這い上がってきた!...
...百足を捕まえて外に放した...
...百足は捕まえると手足を切り落とすと言われている...
...二十 南満鉄道高粱(カオリャン)の根を葡(は)う一匹の百足(むかで)...
芥川龍之介 「雑信一束」
...俵藤太に退治された百足のように...
石川欣一 「山を思う」
...昨日は百足が顔を這ふのに驚ろいて眼が覚めた...
種田山頭火 「行乞記」
...ねむれない夜の百足が這うてきた這うてきて殺された虫の夜がふける日だまりの牛の乳房草の青さで牛をあそばせてゆふべ・てふてふつるまうとするくもり暮れてふるさとのぬかるみをさまよふ五月四日放下着...
種田山頭火 「其中日記」
...妙にこの百足油を作ることと...
中谷宇吉郎 「御殿の生活」
...お玉ヶ池には百足屋といふ大きな煙草問屋があつたな...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お前は百足屋に國分煙草一と摘(つま)みの恩があるぢやないか」そんな事を言ひ乍らも...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...大なり小なり大概の家にはこの百足の姿に擬した凧が大切に保存されてゐた...
牧野信一 「鱗雲」
...私の生家にも前代から持ち伝へられたといふ三間ばかりの長さのある百足凧があつた...
牧野信一 「鱗雲」
...巨大な百足なのだ...
牧野信一 「鱗雲」
...之を百足の節足の数と同じく四十二枚...
牧野信一 「鱗雲」
...百足は悠々と金色の胴体をうねらせて面白気に浮游してゐる...
牧野信一 「鱗雲」
...どうしても完成出来さうもない百足凧が思ひ切れないのだ...
牧野信一 「鱗雲」
...それは一日の中に百足の草履を作って...
柳田国男 「年中行事覚書」
...そうして百足の草履とか千頭の黄牛(あめうし)とかの...
柳田国男 「年中行事覚書」
...達観「御陣形変えのお布令ですっ」「陣立更えですぞっ」百足(むかで)の旗さし物を背にさした騎馬武者が幾人も...
吉川英治 「上杉謙信」
...彼方此方(かなたこなた)で百足隊の伝令たちが...
吉川英治 「上杉謙信」
...百足虫腹(むかでばら)までも...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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