...屋根裏で百足を見つけた...
...百足が怖いので、外に出られない...
...百足が足に這い上がってきた!...
...百足を捕まえて外に放した...
...百足は捕まえると手足を切り落とすと言われている...
...さも百足をとつてゐるらしく...
芥川龍之介 「老いたる素戔嗚尊」
...標本用の百足を三匹つかまえ...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...大きな百足(むかで)が畳の上をさらさらと音を立てて横ぎり...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「むかでの跫音」
...新嘗屋(にひなへや)九に 生ひ立(だ)てる百足(だ)る一〇槻(つき)が枝(え)は...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
......
武田祐吉 「古事記」
...今夜もまた百足を殺した...
種田山頭火 「一草庵日記」
...「百足(むかで)に刺されて?」燿子は飛んで来ました...
野村胡堂 「水中の宮殿」
...お玉ヶ池には百足屋といふ大きな煙草問屋があつたな...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「百足屋市之助、――お前には兄、お内儀さんには良夫(をつと)だが、近頃になつて放埒(はうらつ)が益々募つた...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...藤次郎は百足(むかで)でもふみつけたような気持に襲われた...
浜尾四郎 「夢の殺人」
...そうかと思うと一大字でわずか百足らずの地名を報告したものもあった...
柳田國男 「地名の研究」
...同伴者に向って「あの百足ちがいの頭がどんな音をたてるか賭(かけ)をしよう」と云い...
山本周五郎 「百足ちがい」
...伝令はまた思い思いに背の百足旗を翻(ひるがえ)して走り去った...
吉川英治 「上杉謙信」
...一疋の百足虫(むかで)のような形を作りながら...
吉川英治 「江戸三国志」
...百足(むかで)のようにつらなった松明(たいまつ)が...
吉川英治 「神州天馬侠」
...あたかも火の百足(むかで)がはってゆくかのごとくにみえた...
吉川英治 「神州天馬侠」
...侍は二百足らずという貧弱さである...
吉川英治 「新書太閤記」
...百足虫(むかで)の腹のように太った...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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