...屋根裏で百足を見つけた...
...百足が怖いので、外に出られない...
...百足が足に這い上がってきた!...
...百足を捕まえて外に放した...
...百足は捕まえると手足を切り落とすと言われている...
...大きな百足(むかで)が畳の上をさらさらと音を立てて横ぎり...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「むかでの跫音」
...新嘗屋(にひなへや)九に 生ひ立(だ)てる百足(だ)る一〇槻(つき)が枝(え)は...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...・水わけば水に生きるもの・落葉ふかしも巌のすがた暮れるより降りだして街の雑音も・なげやりの萱の穂もあたゝかい雨・森かげかそけく枯れてゐる葉に雨がきてぬくとくはうてきて百足は殺された三月五日夜来の雨がはれてすが/\しくなつた...
種田山頭火 「其中日記」
...長虫――蛇、百足、いもり、とかげ、蚯蚓――はまつたく嫌だ...
種田山頭火 「其中日記」
...百足(むかで)にかまれて二週間ほど熱を出して寝こんだことがあった...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...百足蟲(むかで)...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...遊び人の歌松ですよ」「歌松が何うしたといふんだ」「戀の怨(うらみ)で百足屋市之助夫婦を殺しに入つたといふ見込みで」「七年前の戀の怨みか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「百足屋市之助、――お前には兄、お内儀さんには良夫(をつと)だが、近頃になつて放埒(はうらつ)が益々募つた...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...私の生家にも前代から持ち伝へられたといふ三間ばかりの長さのある百足凧があつた...
牧野信一 「鱗雲」
...百足らしく見ゆるまでには其処に余程の時がはさまれての後だつた...
牧野信一 「鱗雲」
...忽ちのうちに活きた百足の模型に早変りして悠々と青空にのたうちまはつてゐるのだ...
牧野信一 「鱗雲」
...蛇(へび)百足(むかで)にまけなと唱(とな)えつつ...
柳田国男 「年中行事覚書」
...彼が「百足ちがい」であるために...
山本周五郎 「百足ちがい」
...同伴者に向って「あの百足ちがいの頭がどんな音をたてるか賭(かけ)をしよう」と云い...
山本周五郎 「百足ちがい」
...このあいだ又四郎は「参」つなぎの百足(ひゃくあし)ちがいで...
山本周五郎 「百足ちがい」
...伝令はまた思い思いに背の百足旗を翻(ひるがえ)して走り去った...
吉川英治 「上杉謙信」
...蜿蜒(えんえん)と百足虫(むかで)のような長い柵(さく)を結(ゆ)い廻しにかかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...其他草鞋(わらじ)二百足...
渡邊千吉郎 「利根水源探検紀行」
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