...百行は熟語ではありません...
...彼は彼是(かれこれ)百行の詩を丁度善い長さに数へてゐる...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...詩は百行内外が最適であると云つてゐます...
芥川龍之介 「ポーの片影」
...大抵は三百行位も書きこなすのだから...
石川啄木 「菊池君」
...優に二百行位になる筈なので...
石川啄木 「病院の窓」
...優に二百行位になる筈なので...
石川啄木 「病院の窓」
...ただ Elegy という三百行ばかりの詩でありました...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...すべての学問を四十八年間も積んだ人がただ三百行くらいの詩を遺して死んだというては小さいようでございますが...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...二 愛は百行の本なり古来東洋では孝は百行(ひゃっこう)の本なりというが...
大隈重信 「現代の婦人に告ぐ」
...その男は紙の両側に七千五百行づつ克明に書き込むだものだ...
薄田泣菫 「茶話」
...詩もある――百行所依孝与忠(百行の依る所は孝と忠となり)取之無失果英雄(これを取つて失無くんば果して英雄)英雄縦不吾曹事(英雄は縦(よ)し吾曹(わがそう)の事にあらずとも)豈抱赤心願此躬(豈(あに)赤心を抱いて此の躬(み)を願はんや)立派なものじゃないか...
中里介山 「大菩薩峠」
...人間百行のもとは忠と孝だ...
中里介山 「大菩薩峠」
...一時間に二三百行も書くような...
野村胡堂 「女記者の役割」
...作者の如きは雑草の書く千万行の文章の内の数十行数百行は読み得たものであらう...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...古人の言に孝は百行(ひゃっこう)の本(もと)なりという...
福沢諭吉 「日本男子論」
...故に今仮(かり)に古人の言に従って孝を百行の本とするも...
福沢諭吉 「日本男子論」
...一欄毎に九十五行乃至百行の文を刻し...
穂積陳重 「法窓夜話」
...漢文なら百行とはありません...
吉川英治 「小説のタネ」
...僅々百行にも足りないもので尽きるであろう...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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