...103 アルゴスは百眼の怪物...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...百眼売(ひゃくまなこうり)つけ髭(ひげ)売蝶(ちょうちょう)売花簪(はなかんざし)売風船売などあるいは屋台を据ゑあるいは立ちながらに売る...
永井荷風 「向嶋」
...その笑顔をすぐまた百眼(ひゃくまなこ)のよう...
正岡容 「小説 圓朝」
...この志丈の紙入の中には手品の種や百眼(ひゃくまなこ)などが」云々と紹介しているのは...
正岡容 「我が圓朝研究」
...マルコ・ポロの紀行に、宋帝占うて百の眼ある敵将にあらずんば、宋を亡ぼし得ずと知ったところ、元将伯顔(バヤン)の名が、百眼と同音で、宋を亡ぼしたとある...
南方熊楠 「十二支考」
...頭巾を着ないものは百眼(ひゃくまなこ)というものを掛けている...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...白くまた黒き百眼(ひゃくまなこ)掛けたる人...
森鴎外 「うたかたの記」
...満堂の百眼(ひゃくまなこ)...
森鴎外 「うたかたの記」
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