...おじいさんは白髪頭で、優しい笑顔が素敵だ...
...年を取ると、白髪頭になる人が多い...
...美容院で白髪頭の方が多いですね...
...父親はまだ若いのに、白髪頭になってしまった...
...白髪頭の人が偉そうにしていると、ちょっと怖い気がします...
...其処へ白髪頭の小使が入つて来て用を聞いたので...
石川啄木 「鳥影」
...客の胸のあたりへその白髪頭(しらがあたま)を差出したので...
泉鏡花 「伊勢之巻」
...白髪頭をぶるぶるとふるわせ...
海野十三 「火星兵団」
...私はいいものを貸してやるぞ」私は自分の白髪頭(しらがあたま)を両手でつかむと...
海野十三 「空中墳墓」
...モウリ博士の白髪頭(しらがあたま)が交(まじ)っていた...
海野十三 「三十年後の世界」
...白髪頭(しらがあたま)の婆さんになつてしまつた...
薄田泣菫 「茶話」
...ゆく春くれゆく春のかなしさは白髪頭(しらがあたま)の蒲公英(たんぽぽ)のむく毛(げ)がついついとんでゆく風がふくたびとんでゆき若い身(み)そらで禿頭(はげあたま)...
竹久夢二 「どんたく」
...ぶよぶよ太って白髪頭(しらがあたま)の女房が横坐(ずわ)りに坐って鼻の頭に汗を掻(か)きながら晩酌(ばんしゃく)の相手もすさまじく...
太宰治 「新釈諸国噺」
...白髪頭に鉢巻(はちまき)を締めて皺(しわ)で小さくなったような人の好い顔をあげて云うのだった...
徳永直 「冬枯れ」
...背中を丸めた白髪頭の老婆と二人で内職をしていた...
戸田豊子 「鋳物工場」
...村役の白髪頭と共に耳にうつしとって...
中里介山 「大菩薩峠」
...暫(しばら)くは白髪頭と断髪と...
野村胡堂 「水中の宮殿」
...フサは白髪頭をうごかして...
久生十蘭 「虹の橋」
...白髪頭を振立て振立て...
久生十蘭 「魔都」
...白髪頭の嘘つきで老いぼれのクズだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...白髪頭を振りたてて日かげのうす暗く水臭い流し元で食物をこね返して居る貧乏な婆の様だ...
宮本百合子 「後庭」
...何にせいかの与九郎はモウ白髪頭ではあるが...
夢野久作 「名君忠之」
...大公儀のお咎めは何とある? 間違えば福知山三万石のお家は断絶じゃぞ! それでも臣下の本分が相立つならこの白髪頭(しらがあたま)の作左衛門から血祭りにして斬り込まれい」「こりゃご難題...
吉川英治 「剣難女難」
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