...「白雪姫」という童話の主人公の名前...
...十二課「白雪の秘密」のようなタイトルの小説名...
...茨城県那珂市にある、「白雪神社」という神社名...
...「白雪医院」という病院名がある...
...――白雪の階(きざはし)の下(もと)に...
泉鏡花 「薄紅梅」
...」(峰の白雪麓(ふもと)の氷今は互に隔てていれど)あとで...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
......
伊藤左千夫 「紅葉」
...あと白雪を蹴立(けたて)つつ...
巌谷小波 「こがね丸」
...いつしか路傍に白雪の如く吹き溜り候て...
太宰治 「花吹雪」
...灰色の筋ばった足型が白雪の上に押されてある事が疑うべからざる事実となった...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「見えざる人」
...千年(ちとせ)つみこし白雪を凍ほれるまゝにさかおとし八百重の嶺を打越して海原遠くはこびゆく氷河の流君見ずや...
土井晩翠 「天地有情」
...白雪を頂(いただ)いた老樹が見えていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...たゞ冷たい青空と白雪に蔽はれた氷ばかりである...
豊島与志雄 「北極のアムンセン」
...待っていると「辞世じゃ思ふことまだ及ばぬに消ゆるとも心ばかりは今朝の白雪出雲...
直木三十五 「南国太平記」
...陽春白雪の詩には和するもの少なしの喩(たとえ)も古い昔からある事だ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...白雪(しらゆき)の中から来た私たちの眼は...
別所梅之助 「雪の武石峠」
...もっと典雅な名にしたければ白雪ユリといっても悪くはあるまい...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...むらきえし山の白雪きてみれば駒のあかきにゆらく卯の花峠にて馬を下る...
正岡子規 「かけはしの記」
...雪は薄く街の灯をてりかえしていて白雪紛々...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...白雪巓(いたゞき)を覆ふ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...繭(まゆ)を植えたような白雪の眉がある...
吉川英治 「親鸞」
...うめの花はつはつ咲けるきさらぎはものぞおちゐぬわれのこころに梅の花さかり久しみ下褪(あ)せつ雪降りつまばかなしかるらむ梅の花褪するいたみて白雪の降れよと待つに雨降りにけりうめの花あせつつさきて如月(きさらぎ)はゆめのごとくになか過ぎにけりこれらはその次の集『朝の歌』に出てゐる...
若山牧水 「樹木とその葉」
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