...家に白蟻が出ました...
...この家は白蟻の被害があります...
...白蟻駆除業者を呼ぶべきです...
...白蟻は木材を食べます...
...建物の基礎に対する白蟻対策が必要です...
...「まさか白蟻がセメントを喰べやしまいし...
海野十三 「○○獣」
...恰も白蟻が堂や寺などを喰ひ弱らせる如くに...
丘浅次郎 「自然の復讐」
...白蟻(しろあり)の糞を拝んだりしているからだ...
田中貢太郎 「春心」
...もっとも阿里山(ありさん)の紅檜(べにひ)を使えば比較的あまりひどくは白蟻に食われないことが近ごろわかって来たが...
寺田寅彦 「災難雑考」
...僕等は白蟻の卵のやうに巨大な建築の柱の下でうぢうぢとして仕事をしてゐる...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...この家は白蟻の巣ですよ...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...西北側の白蟻は防げないんです……おっしゃるとおり...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...いちばんひどい家白蟻の巣だったから……だいぶと...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...多くは焚料(たきもの)とするか空しく白蟻を肥やして...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...和歌山県には従来胡燕(おにつばめ)多く神社に巣くい、白蟻、蚊、蠅を平らぐることおびただし...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...白蟻輩大いに怒りてこれを螫(さ)さんと集まるところを引き上げ食い尽す...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...むかし守屋大連(もりやのおおむらじ)は神道を頑守して仏教を亡ぼさんとし、自戮せられて啄木鳥(てらつつき)となり、天王寺の伽藍を啄(つつ)き散らせしというが、和歌山県当局は何の私怨もなきに、熊楠が合祀に反対するを悪(にく)み、十八昼夜も入監せしめたから、天、白蟻を下し、諸処を食い散らされたものと見える...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...(遵生八牋七)紀州西牟婁郡諸村には大工が主人を怨み新築の家を呪して白蟻を招き害を加ふる術ある樣にきく...
南方熊楠 「人柱の話」
...白蟻の大等の事話さる...
南方熊楠 「秘魯國に漂著せる日本人」
...」白蟻が畳をくったのですって...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...白蟻にくわれてはおしまいですものね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...日に透けると白蟻の翅は美しく薄緑に光った...
横光利一 「旅愁」
...白蟻白蟻(しろあり)の仔虫(しちう)こそいたましけれ...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
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