...オシャレな白絣の着物が欲しい...
...暑い夏には白絣のシャツが涼しい...
...洗濯した白絣のハンカチが気持ちいい...
...節分には白絣の恵方巻きを食べるのが定番だ...
...白絣の糸で織られた麻布は肌触りがいい...
...萎えた白絣の襟を堅く合せて...
石川啄木 「鳥影」
...荒い白絣の袖を肩に捲(まく)り上げた儘腰を下した...
石川啄木 「鳥影」
...白絣(しろがすり)が二三寸ビリ/\と破け...
犬養健 「愚かな父」
...けれども私は、自分の衣服を買う事に於いては、極端に吝嗇なので、この三、四年間に、夏の白絣一枚と、久留米絣(くるめがすり)の単衣を一枚新調しただけである...
太宰治 「服装に就いて」
...たとえばいま、夏から秋にかけての私の服装に就いて言うならば、真夏は、白絣いちまい、それから涼しくなるにつれて、久留米絣の単衣と、銘仙(めいせん)の絣の単衣とを交互に着て外出する...
太宰治 「服装に就いて」
...白絣の上に鉄色の絽の羽織を着てゐた...
田中貢太郎 「蛾」
...紺絣(こんがすり)の兄と白絣(しろがすり)の弟(おとと)と二人並んで...
田山花袋 「朝」
...先生は白絣(しろがすり)の上へ兵児帯(へこおび)を締めてから...
夏目漱石 「こころ」
...村をあちこちと二三人ずつ組んで散歩をしている学生たちの白絣姿(しろがすりすがた)が私を村へ出てゆくことを億劫(おっくう)にさせていた...
堀辰雄 「菜穂子」
...村をあちこちと二三人ずつ組んで散歩をしている学生たちの白絣姿(しろがすりすがた)が私を村へ出てゆくことを億劫(おっくう)にさせていた...
堀辰雄 「楡の家」
...白絣(かすり)のあらい浴衣(ゆかた)に...
眞山青果 「茗荷畠」
...白絣の袂の下に跼んで...
水野仙子 「夜の浪」
...白絣にメリンスの兵児帯をしめた保はその日の午すこし前...
「おもかげ」
...中に「白絣」もありますが...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...それもただに紺絣や白絣のみではなく...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...白絣(しろがすり)の寝巻をキチンと着ておられたようで御座いますが...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...白絣(しろがすり)の着ながしだった...
吉川英治 「松のや露八」
...白絣ぼくは七ツ...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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