...紫金襴(しきんらん)の篠懸(すずかけ)に白絖(しろぬめ)の大口を穿(うが)って...
吉川英治 「剣難女難」
...白絖(しろぎぬ)の玉帯(ぎょくたい)へ...
吉川英治 「三国志」
...玉帯の中の白絖(しろぎぬ)の芯が微かにうかがえたのである...
吉川英治 「三国志」
...それだけならよいが、白絖には、血らしいものがにじんでいる...
吉川英治 「三国志」
...白絖に血をもって認めた密詔(みっしょう)があらわれた...
吉川英治 「三国志」
...血で書いた白絖(しろぎぬ)の文のうちに「朕」という文字がふと眼にうつった...
吉川英治 「三国志」
...白絖(しろぬめ)の法師頭巾(ずきん)をふかくかぶって...
吉川英治 「親鸞」
...白絖(しろぬめ)の雪かとばかり白いかいどりを着て...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...白絖(しろぬめ)のかいどりにくるまれたまま...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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