...「今朝は白粥を食べた...
...「風邪をひいた時は白粥が食べたくなる...
...「昨日の夜、白粥とおかずを買いに行った...
...「中国では白粥が朝ごはんの定番だそうだ...
...「白粥には健康効果があると言われている...
...別れる前にあまり腹が空いたので(といつて食べるものを売るやうな店は近くにないので)白粥を煮て...
種田山頭火 「其中日記」
...草庵――時雨――白粥――はあまり即きすぎて句にもならないが...
種田山頭火 「其中日記」
...さつぱりして夜食は白粥...
種田山頭火 「其中日記」
...あるだけの米を白粥にして置く...
種田山頭火 「其中日記」
...白粥をすすつてゐる...
種田山頭火 「其中日記」
...もて帰りて便宜の明地(あきち)に大釜を据ゑ白粥を焚きなどするを...
中里介山 「大菩薩峠」
...卯平(うへい)は冷(さ)めた白粥(しろがゆ)へまだ一口(ひとくち)も箸(はし)をつけた容子(ようす)がない...
長塚節 「土」
...第二白粥(しらかゆ)我邦(わがくに)では正月の七日と十五日かあるいは病人に食べさせるより外(ほか)は滅多(めった)にお粥(かゆ)を用いませんけれども支那料理では乾飯(かんぱん)稀飯(きはん)と申して御飯とお粥とを御馳走の後に出します...
村井弦斎 「食道楽」
...白粥は水分ばかり多くって滋養分が寡(すく)ないのみならずその粘着性(ねばりけ)が胃の粘膜を刺撃しますから胃の悪い病人には極(ご)くいけません...
村井弦斎 「食道楽」
...第八 薩摩芋の粥これも前のに似ていますがただの白粥の少し煮えた処(ところ)へ薄く輪切にした薩摩芋を入れるのです...
村井弦斎 「食道楽」
...七日の朝はこの土地では白粥(しらがゆ)に豆を入れたもので...
柳田国男 「雪国の春」
...白粥の中に入つてゐる青菜は...
横瀬夜雨 「田舍の新春」
...白粥(しらがゆ)なとさし上げて給わるまいか」と...
吉川英治 「私本太平記」
...四林は、鳥の音ばかりだが、供奉の面々は袖垣をつらねて、おん輿を囲繞(いにょう)し、天皇は輿を出(い)で給うことなく、内でそのまま、一碗の白粥を、朝餉(あさがれい)として召しあがった...
吉川英治 「私本太平記」
...いやあたたかな白粥(しらがゆ)ならなおいいぞよ...
吉川英治 「私本太平記」
...かならず白粥(さがゆ)と梅干ひとつでよいというてあるに)(あ...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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