...瀑布の白竜たった一人(ひとり)で...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...果(はた)してそこには一体(たい)の白竜(はくりゅう)……爛々(らんらん)と輝(かがや)く両眼(りょうがん)...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...美女の白竜馬をひしひしと囲んで両側二列を造る...
泉鏡花 「海神別荘」
...白竜胆(りんどう)あり...
大町桂月 「層雲峡より大雪山へ」
...(つぢかぜ)雪を巻騰(まきあげ)て白竜(はくりやう)峯(みね)に登(のぼる)がごとし...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...見渡す限り十萬白竜天に朝する勢を為して走っている一大山脈である...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...「俺は二代目白竜か」これらがはたしてほんとに馬賊かどうかは不明で...
高見順 「いやな感じ」
...四川省の白竜山(はくりゅうざん)と云う山の中だと云ったが...
田中貢太郎 「仙術修業」
...彼もその行者の一人となって白竜山の麓(ふもと)へ往ったが...
田中貢太郎 「仙術修業」
...彼と同じような心願(しんがん)を持って白竜山へ来た行者の中には...
田中貢太郎 「仙術修業」
...白竜が現われたとのことでござりまする...
中里介山 「大菩薩峠」
...白竜が現われないで...
中里介山 「大菩薩峠」
...それも支那書では「白竜堆(はくりょうたい)」という名で残っているものだそうである...
中谷宇吉郎 「『西遊記』の夢」
...下り舟岩に松ありつゝじあり或は千仭の山峰雲間に突出して翠鬟鏡影に映じ或は一道の飛流銀漢より瀉ぎて白竜樹間に躍る...
正岡子規 「かけはしの記」
...古英国メルリン物語に地下の赤竜白竜相闘って城を崩し...
南方熊楠 「十二支考」
...『続古事談』二に、古え狐を神とした社辺で狐を射た者あり、その罪の有無を諸卿が議した中に、大納言経信(つねのぶ)卿は、白竜の魚、勢い預諸(よしょ)の密網に懸るとばかり言えりといったので、その人無罪になったとある...
南方熊楠 「十二支考」
...魚の形をせなんだら予且に白竜は射られぬはず...
南方熊楠 「十二支考」
...白竜(はくりょう)魚服(ぎょふく)して予且に射られた故事に似て居る...
南方熊楠 「十二支考」
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