...猶子(いうし)年(とし)少(わか)うして白皙(はくせき)...
泉鏡花 「花間文字」
...やがて軽い靴(くつ)の音が聞えてスウッと扉(ドア)を排(ひら)いて現れたのは白皙(はくせき)無髯(むぜん)の美少年であった...
内田魯庵 「美妙斎美妙」
...そう皮肉ったのは白皙(はくせき)長身の理学士星宮羊吾(ほしみやようご)だった...
海野十三 「恐しき通夜」
...青年の白皙(はくせき)な...
海野十三 「恐怖の口笛」
...白皙(はくせき)美人のそうした姿態にも...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...たとい人工的であっても矢張白皙(はくせき)の肉体が醸(かも)す幻想を破りたくないような気がして...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...患者は相変らず白皙な綺麗な顔をしてゐた...
徳田秋聲 「老苦」
...白皙(はくせき)長躯...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ブルジョア地主出身のいわばインテリで白皙(はくせき)長身...
服部之総 「新撰組」
...大体もう頃合だと思ったか白皙な面をあげると...
久生十蘭 「魔都」
...父のそばに机を置いて詩をかいたことを思へば私は童顔白皙な額にその微笑を思ひ出すのだ...
室生犀星 「愛の詩集」
...白皙秀眉(はくせきしゅうび)...
吉川英治 「三国志」
...白皙(はくせき)の美丈夫にして...
吉川英治 「新書太閤記」
...若き鬼武蔵――白皙(はくせき)の美丈夫(びじょうふ)...
吉川英治 「新書太閤記」
...五歳の白皙紅唇(はくせきこうしん)の若者だった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...白皙(はくせき)な面(おもて)を...
吉川英治 「親鸞」
...その痩身と骨ばった白皙(はくせき)な顔とを...
吉川英治 「八寒道中」
...こういんぎんに礼儀をする長身白皙(はくせき)の僧を...
吉川英治 「宮本武蔵」
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