...彼女はついに自分が盗んだと白状した...
...事件の真相を白状して、罪を認めた...
...彼はやってしまったことを白状する勇気がなかった...
...爆弾のプログラムを書いたのは私だと、同僚に白状した...
...問題を解決するためには、お互いに素直に白状することが大切だ...
...すかしたりして白状させた...
犬養健 「愚かな父」
...あの程度のことまでは白状したんだそうだ...
海野十三 「暗号音盤事件」
...連(つれ)のことを白状したか」「いえ...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...何もかも白状すると云っています」黒瀬は少し離れて待受けていた二人の方へ戻りながら云った...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...故に諸君は白状してゐるのである...
堺利彦訳 幸徳秋水訳 「共産黨宣言」
...おやじは白状したことがある...
高見順 「いやな感じ」
...自分から縒りが戻ったことを白状するのは極まりが悪いのではなかろうか...
谷崎潤一郎 「細雪」
...さあ白状しておしまい! お前さんは...
豊島与志雄 「神棚」
...自分で自分にすら白状しないでいるのだ...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...初めの内は言(げん)を左右にして中々(なかなか)に真相を云わなかったが終(つい)にこう白状した...
沼田一雅 「暗夜の白髪」
...白状すれば、中学時代の私は、すっかり鏡花に傾倒して、世の中に、これほどの名文がまたとあるだろうかと感心した...
野村胡堂 「胡堂百話」
...真っ直ぐに白状せえ」用人の足尾喜内...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――それは岩根半藏も白状してゐる」「――」「所が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...白状して居るだけに疑ひやうはなかつた」「へエ――」「戸棚の上の重箱の中へ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この三人の関係の並々でなかったことを白状しているようでもあります...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...まるで奥さま一人の責任のように言っていたそうです」僕は白状するが...
平林初之輔 「或る探訪記者の話」
...実のところ白状すると...
吉川英治 「江戸三国志」
...痛い思いをした上で白状するのも...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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