...このシャツの素材は白木綿でできています...
...おばあちゃんが手縫いで白木綿の布団カバーを作ってくれた...
...夏には白木綿のTシャツがとても涼しいです...
...昔話に出てくる姫は白木綿のドレスを着ていた...
...国産の白木綿は品質が高く、外国でも人気があります...
...その白木綿(しろもめん)に体温のあるのが...
芥川龍之介 「将軍」
...其内側に吊した白木綿の垂帛(カーテン)に洋燈の光が映えて...
石川啄木 「病院の窓」
...其内側に吊した白木綿の垂帛(カーテン)に洋燈(ランプ)の光が映えて...
石川啄木 「病院の窓」
...半幅の白木綿を兵児帯(へこおび)にして...
石川啄木 「二筋の血」
...表がごりごりの白木綿に藍だから...
小穴隆一 「二つの繪」
...足袋木綿と申して目のつんだ白木綿を織りそれをさらして作りました...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...顔には白木綿(しろもめん)のきれをかけて有之(これあり)...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...華表(とりゐ)の傍(そば)には大(おほ)きな文字(もじ)を表(あら)はした白木綿(しろもめん)の幟旗(のぼりばた)が高(たか)く突(つ)つ立(た)つてばさ/\と鳴(な)つて居(ゐ)た...
長塚節 「土」
...月の冴えたる夜なりければふくるまでいも寢ずてよみける眞熊野の熊野の浦ゆてる月のひかり滿ち渡る那智の瀧山みれど飽かぬ那智の瀧山ゆきめぐり月夜にみたり惜しけくもあらず眞熊野や那智の垂水の白木綿のいや白木綿と月照り渡るひとみなの見まくの欲れる那智山の瀧見るがへに月にあへるかもこのみゆる那智の山邊にいほるとも月の照る夜はつねにあらめやも十一日...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...白木綿の着物に同じ丸絎(まるぐけ)の帯をしめて...
夏目漱石 「草枕」
...かけ守袋(まもり)と白木綿の腹巻を覗かせた恰好で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...白木綿の腹巻の後ろ帯に...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...白木綿を畳んでキリリと鉢巻をし...
久生十蘭 「魔都」
...白木綿(しろもめん)の腹巻の間に...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...右の偏袒(かたはだぬぎ)になりて白木綿の腹巻を見せ...
三木竹二 「いがみの権太」
...白木綿の兵児帯が横とびに奥へかけ込んで...
宮本百合子 「金色の秋の暮」
...夏も寒げな白木綿の旅の行衣(ぎょうい)に...
吉川英治 「江戸三国志」
...着ている白木綿の服や肌着を透(とお)して雪水がジミジミと沁(し)みてくる...
吉川英治 「新・水滸伝」
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