...敵に白旗を上げさせる...
...彼は白旗を掲げた...
...白旗を振る (Wave the white flag)...
...決め手がなかったので、白旗を上げた...
...白旗をあげて、断念する (Give up and surrender)...
...かくして、寿永二年七月、赤幟、洛陽を指して、敗残の平軍、悉く都に帰ると共に、義仲は北陸道より近江に入り、行家は東山道より大和に入り、革命軍の白旗、雪の如く、近畿の山河に満てり...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...凡そ主義綱領といふが如きは、党派あつて始めて現はれたるに過ぎずして、悪るくいへば、源氏の白旗、平家の赤旗といふに異る所なし...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...白旗を立てたような有様で...
中里介山 「大菩薩峠」
...「白旗直八は御家人の冷飯喰ひだが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その方が早いぞ」白旗直八(しらはたなおはち)は如才なく仲裁説を出しました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...白旗直八は浮び切れないよ」銭形平次は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...白旗をかかげます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...彼奴等は白旗を揚げて降参するなどいう毛唐流の武士道を全く知らぬらしいので...
夢野久作 「近世快人伝」
...官渡の北方に白旗をかかげ...
吉川英治 「三国志」
...白旗を目じるしとして...
吉川英治 「三国志」
...かれが退いてゆくところを見定めて白旗をかかげ...
吉川英治 「三国志」
...さっと白旗をもって合図をすれば...
吉川英治 「三国志」
...次の白旗の立っている陣まで奔(はし)れ...
吉川英治 「三国志」
...一竿(かん)の白旗が...
吉川英治 「三国志」
...錦のふくろに入れた拝領の“白旗”を胸にかけ...
吉川英治 「私本太平記」
...――奥地の白旗城から出てきた赤松円心則村(のりむら)と...
吉川英治 「私本太平記」
...「白旗の宮? ……」と忍剣(にんけん)は見あげて、「オオ、甲斐(かい)も源氏(げんじ)、白旗といえば、これは縁(えん)のある祠(ほこら)です...
吉川英治 「神州天馬侠」
...赤旗も白旗も同陣営に拠(よ)っていた...
吉川英治 「随筆 新平家」
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