...敵に白旗を上げさせる...
...彼は白旗を掲げた...
...白旗を振る (Wave the white flag)...
...決め手がなかったので、白旗を上げた...
...白旗をあげて、断念する (Give up and surrender)...
...白旗を立てたような有様で...
中里介山 「大菩薩峠」
...降参降参」白旗を掲げたけれども...
中里介山 「大菩薩峠」
...白旗直八や左孝は言ふまでもねえが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...――白旗の旦那が私を突き落した後で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お勢は自分の浮氣を棚に上げて白旗の旦那がお駒に氣があるのを妬(や)いて居ましたよ」「フーム」筋はよく通りますが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...白旗直八はそれを追ひ廻して...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...板倉屋と白旗直八は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...こりやこれ猫間の白旗云々の白(せりふ)を言ふ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...妻君の精力絶倫に白旗を揚げたような……そうして揚げたくないような神経衰弱の夢みたいなエタイのわからない遺書を書いてアダリン自殺を遂げた...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...残るわずかな官人――白旗の下に立った者だけは...
吉川英治 「三国志」
...董起や成何は、所詮逃げる途はないと諦(あきら)めて、「この上は、白旗をかかげて、関羽に降を乞うしかあるまい」と云ったが、ひとり徳は、弓を離さず、「降る者は降れ、おれは魏王以外の他人に膝を屈(かが)めることは知らん」と云って、矢数のある限り、射返し射返し、奮戦していた...
吉川英治 「三国志」
...白旗白袍(はっきはくほう)の軍装で出向こうと思う...
吉川英治 「三国志」
...第五の白旗の見ゆる地と...
吉川英治 「三国志」
...なんとなれば、源家の白旗は、ほんらい平氏の北条家にあるよりは、源氏の家につたわって来るはずのもの...
吉川英治 「私本太平記」
...執権高時から贈られた源家重代の白旗は壇の香華のように香煙のわきに垂れさがっていたのである...
吉川英治 「私本太平記」
...状には――三月初旬(しよじゆん)このかた新田金吾(義貞)ノ大将当城(白旗城)を取籠(とりこめ)防禦おこたりなしと雖(いへど)も兵糧...
吉川英治 「私本太平記」
...白旗の宮のそばで...
吉川英治 「神州天馬侠」
...白旗の森のおくへ走りこんでいった...
吉川英治 「神州天馬侠」
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