...彼女は絵を描く時、白墨を使います...
...白墨で墨絵を描いてみたいと思っています...
...この書道教室では、白墨の使い方も教えてくれます...
...白墨の代わりに色鉛筆を使用することもできます...
...絵の具で白色を表現するのが難しい場合、白墨を使うと便利です...
...さもがっかりしたように白墨(はくぼく)の欠(かけ)を抛(ほう)り出した...
芥川龍之介 「寒さ」
...綺麗に白墨で書き立ててある...
芥川龍之介 「上海游記」
...家鴨(あひる)子供が黒板(こくばん)へ白墨(はくぼく)で悪戯(いたづら)に書いた算用数字...
芥川龍之介 「動物園」
...露地のはめ板の白墨が跡かたもなくなる時分には...
有島武郎 「お末の死」
...我国の大工が白墨の線を引くような場合...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...手にしていた白墨で...
海野十三 「鬼仏洞事件」
...白墨で三角印をつけてゆく...
海野十三 「空襲警報」
...またしても白墨で...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...みなの眼が白墨へあつまる...
谷譲次 「踊る地平線」
...看板には白墨で『楽々亭』と書いてある...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...それは白墨でいたずら画きしたものでしたが...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「暗号舞踏人の謎」
...ネルロがよく白墨で石の上などへ...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 菊池寛訳 「フランダースの犬」
...小学校ではいつも臨時試験を行って、私はかつて師範科の伝習を朧気ながら受けていたから、自ら教鞭を執り、ボールドに向って、白墨を使い、生徒の試験をしたのは、今から思えば可笑しい...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...筆をもつ手のうへを白墨だらけの手でつかまれると体がすくんで筆の先がぶるぶるふるへるもので先生はいくたびもいろはを書きなほさなければならなかつた...
中勘助 「銀の匙」
...余りの白墨を向こうへなげて...
夏目漱石 「三四郎」
...今に行って相談する」と云い残して白墨(はくぼく)を持って教場へ出て行った...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...白墨(はくぼく)で何やら書いてあるのが眼に入った...
火野葦平 「糞尿譚」
...白墨になれとはどういうことか...
山本周五郎 「季節のない街」
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