...まづこの梢に登るとしようか...
芥川龍之介 「往生絵巻」
...筑後丸の舷梯に登る時にも...
芥川龍之介 「上海游記」
...日記に「これから三浦半島の山をすっかり登る決心をした」と書いたものである...
石川欣一 「可愛い山」
...その夜非常によく眠て翌朝はドクタア・マレーと私とが男体山に登る事になっていたので...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...登る山はいくらでも控えている...
板倉勝宣 「五色温泉スキー日記」
...「だから登るんだよ」「なして?」「最後の見収めに...
梅崎春生 「幻化」
...屋根へ登るための鉄ばしごがとりつけてあります...
江戸川乱歩 「黄金豹」
...笹を掴んで二足、三足、登る...
田中英光 「箱根の山」
...小裂箱の上へ登る...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...胆吹へ登るものが必ずしもその道をとらなければならないという約束はなく...
中里介山 「大菩薩峠」
...二階に登る梯子段の途中から...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...純真で美しい田舎娘が玉座へ登る話ですね...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「道化玉座」
...セント・ジェームズ通りだけで損害は確実に何百万ポンドに登る...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「見えざる力」
...山の上だけあって全く「登る」です...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
...土堤(どて)へ登ると...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...そこを沈んで彼方(かなた)へ登ると...
吉川英治 「新・水滸伝」
...明泉寺からは登るばかりで...
吉川英治 「随筆 新平家」
...歩廊に登ると、まことに好い天気だ...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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