...ただの桜だった事を発見すると...
芥川龍之介 「神神の微笑」
...その美しい娘の顔に発見するような懐しさもある...
上田敏 「『新訳源氏物語』初版の序」
...例の事件を発見する日の前夜...
海野十三 「地球発狂事件」
...食人種の中に発見することあり...
高木敏雄 「比較神話学」
...夫は私の日記帳がそのことに関して何も語るところがないのを発見するであろう...
谷崎潤一郎 「鍵」
...須弥山を発見することは出来るのであつて...
田山録弥 「孤独と法身」
...他に対して自己を発見することである...
田山録弥 「批評」
...私はすべてのレストランのボーイというボーイの顔のどこかに潜んでいるある特別な表情を発見する事が出来ると思う...
寺田寅彦 「雑記(2[#「2」はローマ数字、1-13-22])」
...蘭学(らんがく)の先駆者たちがたった一語の意味を判読し発見するまでに費やした辛苦とそれを発見したときの愉悦とは今から見れば滑稽(こっけい)にも見えるであろうが...
寺田寅彦 「読書の今昔」
...そこにこの「放送音画」のシナリオを発見することができるであろう...
寺田寅彦 「ラジオ・モンタージュ」
...私はその特有なアプリオリスムスに発見するのである...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...毎日毎日要(い)るものを新らしく発見するんで...
夏目漱石 「門」
...我々は独断論が本質的には理論的な立場でないことを発見するであろう...
三木清 「危機における理論的意識」
...人に忘られた所にいる佳人を発見するのはおもしろいことであろう...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...すぐ彼らの表情態度を通して彼らの内部の傾向を発見する...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...後で考え直して行くうちにキット発見するのであった...
夢野久作 「鉄鎚」
...思いがけない空地を発見する事がよくあった...
夢野久作 「木魂」
...日本内地に於ける石油の秘密貯蔵場所を発見する事と...
夢野久作 「暗黒公使」
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