...おもふに癸辛雑識は唐本にて且又容易には得がたき書なれば...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...これ去年癸亥(きがい)七月十二日わが狎友(こうゆう)唖々子(ああし)井上精一君が埋骨のところなり...
永井荷風 「礫川※[#「彳+淌のつくり」、第3水準1-84-33]※[#「彳+羊」、第3水準1-84-32]記」
...癸卯三年の正月になると...
久生十蘭 「ボニン島物語」
...越前の敦賀郡愛癸村字刀根の気比(けひ)神社は浪花節の勇士岩見重太郎が狒々(ひひ)を平らげし処という...
南方熊楠 「十二支考」
...天保四年癸巳には閏月は無く...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...享和癸亥歳晩...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...霞亭の学術は前年癸亥に略(ほゞ)成つた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...癸酉二月十九日...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...天癸(てんき)の新に至つたことを告げたのであらう...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...乾隆癸未重梓本(ちようしぼん)...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...文政癸未に四女順が夭し...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...里恵は次年癸巳の春聿庵(いつあん)の江戸より来るのを待つてゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...前に引いた所の嘉永癸丑に向島に遊んだ記もこれに似て...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「文久癸亥三月四日暁(あかつき)寅時(とらのとき)...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...文久癸亥三月十四日に至つた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「わたくしは癸亥の歳に柏軒先生の京都にあつて歿したのは...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...その三百五十九此より明治癸酉九月十二日後の棠軒日録を続抄する...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...癸亥(みずのとい)の年の密勅の件からはじまったこんどの事でも...
山本周五郎 「失蝶記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??