...祖母(おばあ)さんの病気を癒すのが一番で御座いますがね...
石川啄木 「鳥影」
...祖母さんの病氣を癒すのが一番で御座いますがね...
石川啄木 「鳥影」
...お陽さまを恐がるのをセイシンブンセキとかで癒すためにネ...
海野十三 「深夜の市長」
...開放した切開および骨折の治癒は同時に治癒するであろう...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...心の悩みを癒すのが天光教の生命だというような事を私が云ったのを覚えています...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「むかでの跫音」
...どちらも内臓を癒すにききめが少くない...
薄田泣菫 「独楽園」
...※(さす)るだけにて人の病気を癒すという...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...彼女は一週の疲労(つかれ)を癒するためシャンゼ・リゼイの方へ散歩に出かけた...
――モウパンサン―― 辻潤訳 「頸飾り」
...一口で喉のおかわきを癒すお方にはこのよく熟れた柿の実はいかゞでございませう...
仲村渠 「果物屋の広告文」
...分離は15日から20日で起こり、2月で治癒する...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...老父の病いを癒すべく朝鮮人蔘を得るための娘の身売り...
林不忘 「仇討たれ戯作」
...あるいは彼の喉の渇きを癒すためにやってきた天使を愛したのと同じことだった...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...だが俺は癒す...
北條民雄 「間木老人」
...悲しい失意に傷ついた心を凝つと労(いたは)つて再び健やかな明るい心に癒すには大きな忍耐が必要です...
牧野信一 「〔婦人手紙範例文〕」
...さあそうなると舌のもつれを一時的に癒すため...
正岡容 「わが寄席青春録」
...一切衆生の病(やまい)諸薬針灸癒す能わざる者来りてわが塔を至心供養せば...
南方熊楠 「十二支考」
...病気を癒すという目的でひきしまっていないで...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...すなわち彼に欲するだけの権力と富と名声を与えれば即座に治癒する...
山本周五郎 「思い違い物語」
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