...癇癖がある人は、些細なことでイライラしてしまいます...
...彼女は癇癖があるので、注意深く接する必要があります...
...癇癖を治すために、ストレスを軽減する方法を探しましょう...
...癇癖を直すためには、マインドフルネス瞑想などのリラックス方法が役立ちます...
...あの人は癇癖があるため、うまくコミュニケーションをとるのが難しいです...
...わたしの癇癖(かんぺき)の突発を恐れてゐる事が感ぜられた...
犬養健 「愚かな父」
...けれどもその頃は御時勢が悪かつたとでも申しませうか、鎌倉にも、また地方にも反徒が続出して諸事このお方の意のままにならず、また、例の御癇癖から、いくぶん御思慮の浅い御行状にも及んだ御様子で、御身内からの非難もあり、天もこのお方をお見捨てになつたか、御病気も次第に重くおなりになつて、建仁三年の八月つひに御危篤に陥り、ここに二代将軍頼家公も御決意なされ、御家督をその御長子一幡さまと定め、これに総守護職及び関東二十八ヶ国の地頭職をお譲りになり、また頼家公のお弟君の千幡さまには関西三十八ヶ国の地頭職をお譲りになられたのですが、これが、ごたごたの原因になりまして、たちまち一幡さまの外祖にあたる比企氏と千幡さまの外祖の北条氏との間に争端が生じ、比企氏は全滅、そのとき一幡さまもわづか御六歳で殺されました...
太宰治 「右大臣実朝」
...わがままいちずな癇癖(かんぺき)のつよいかたでいられました...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...だんなさまのご癇癖が...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...「そんなことをいくらいったってはじまらない! 癇癖がお起きになれば...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...いくら癇癖もちだからとて...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...脾弱(ひよわ)で癇癖の強い軍治は地団駄を踏みながら...
田畑修一郎 「鳥羽家の子供」
...例の癇癖(かんぺき)のむらむらと胸先(むなさき)にこみあげて...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...その爆発した癇癖(かんぺき)を...
中里介山 「大菩薩峠」
...やはり同様の堪忍なり難い癇癖を持っていて...
中里介山 「大菩薩峠」
...並々ならぬ癇癖(かんぺき)の證據でもあります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...持前の癇癖にたたられて中途で免職になったオーリックに代って...
服部之総 「汽船が太平洋を横断するまで」
...主君の御癇癖も昂(たか)まるばっかり……取潰し結構...
夢野久作 「名君忠之」
...それが主君(との)の御癇癖に触れる...
夢野久作 「名君忠之」
...癇癖、失忘癖、沈黙癖、夜更し癖、間食癖、妻君一喝癖、等々々...
吉川英治 「くせ」
...非常な癇癖(かんぺき)を抑えるためにはまた...
吉川英治 「新書太閤記」
...玄蕃(げんば)」語気に癇癖(かんぺき)がほとばしっている...
吉川英治 「親鸞」
...例の癇癖でよく呶鳴られていたらしい...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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